現場の声を聞くとは

各メディアから発表される世論調査の内閣支持率は、あまり当てにならないと思っているのは私だけでしょうか。
主要なメディアでは、「RDD」という方式で調査しているようです。
「RDD」とは「ランダム・デジット・ダイヤリング(Random Digit Dialing)」の略で、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて番号を作り、電話をかけて調査する方法らしいです。
そういえば、厚生労働省がLINEを利用して「新型コロナ対策のための全国調査」を実施していました。

誘導尋問
筆者が情報システム部門に配属されてから、何度か社員にアンケートを実施しました。
社内ポータルやメールの使い勝手、セキュリティについての意識調査等です。
それ以前は、メールやアンケート用紙を使ってアンケートを行うのが当たり前だったのですが、初めてWebを使ったアンケートに挑戦しました。今から15年以上前のことです。
アンケート回収後の集計作業や結果の公開が圧倒的にスピードアップしました。
選択式の設問はほぼ全員回答してもらえますが(選択肢に「設問の意味がわからない」を入れて、笑)
記述式の設問については回答が極端に少なくなります。
文書でうまく表現できない、あえて書くほどの内容でもない、じっくり書いている時間がない等々の理由でしょうか。
課題が顕在化していれば、ある程度は回答を誘導することも可能だと思いました。
世論調査が当てにならないと感じているのは、そんなことも経験したせいでしょうか。

新ビジネス創出
アンケートは、対象全体の傾向を把握するのに有効な手段です。
IT技術が発達した現在では、収集できるデータ量やスピードは昔の比ではありません。
また、収集したデータをAI技術で分析し、新しいサービス、商品のヒントにたどり着くことも可能な時代です。
しかし、面白いのは必ずしも大衆の総意だけが新ビジネスを創出するわけではない点です。
一人の天才の感性が新ビジネスを創出する。まるでDNAの突然変異が生物進化のキッカケとなるように。
この閃きはすべての人間に訪れる可能性があります。常に追い求めている人に訪れます。
布団の中で、いいアイデアが閃いたら、すぐに記録できるよう、枕元にメモ帳を置きましょう!
突拍子もない現場の意見に改革のヒントがあったりします。
現場の声によく耳を傾けましょう。

仕組みと文化
政治家は国民の声を聞くことが仕事ですが、どうやって聞いているのでしょうか?
DX時代では、現場の声を丁寧に拾い上げて、組織で共有し、自由闊達に意見交換する仕組みや企業文化がますます重要になってくると思われます。
日本の企業文化には、年度が替わるとご破算的なPDCAサイクルが途切れてしまう傾向があります。
一度インプットした現場のニーズは、埋もれてしまわぬようデータベースに格納し、最後までフォローして結着をつけることが大切です。

アジャイル開発
生命が動的平衡を保ちながら、絶えず分解と合成を繰り返しているように、この変化の激しい現代においてはシステムもまた絶えず破壊と建設を繰り返しながら生き延びてゆく宿命にあるのかもしれません。
こういう時代背景がアジャイル開発を出現させたのでしょう。
dbSheetClientはボタンに「シート切替」というタスクタイプを使って、紙芝居的にExcelシートを切り替えて、システムの完成イメージをユーザーと共有ができる究極のアジャイル開発ツールです。
是非一度ご評価頂ければ幸いです。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)