野良猫のタンゴ

本タイトルを見て「黒猫のタンゴ」を連想された方は、かなりのオジサンです。(笑)
筆者の子どもの頃は、まだ野良犬が道端を彷徨っている光景に出くわしたりしましたが、今は、さすがに野良犬は見かけませんね。
野良猫は、いま「地域猫」と呼ばれてボランティアの方が避妊手術を施して可愛がられているところもあるようです。(手術済みの猫の耳には三角形の切れ込みが入っています)
実は我が家には猫がいまして、毎日、癒されています^^

野良マクロ
野良といえば筆者が以前いた会社内にも野良マクロが存在していました。(いまや絶滅危惧種)
野良マクロとは何かというと、Excelスキルの高い現場ユーザーが開発したマクロプログラム(VBAともいう)付きのExcelファイルです。
開発者が異動したり、退職した後、業務の手順が変更された時、その存在が表に出てきます。
困ったことに、マクロが動かなくなると相談が持ち込まれるのは情報システム部門でした。
単純なプログラムならば、すぐ解析して修正してあげられるのですが、中には凝ったマクロもあって、さらに複数シート間の複雑な関数式が絡んでいると、お手上げです。
業務内容を聴取して、一から作り直したほうが早いこともありました。
作り直す場合は、dSheetClientに実装して野良化しないよう管理していました。

野良猫と飼い猫
2年ほど前からIT分野ではRPAというツールが流行っています。
RPA(Robotic Process Automation)は、オフィス内で事務作業を代行してくれるロボットというイメージで、これを勘違いした経営層が「ロボットに任せれば人員削減できる」という安直な発想で導入が進んでいるのかもしれません。
このRPAには、大きく分けて2種類のタイプがあります。
クライアント型(デスクトップ型ともいう)とサーバー型です。
クライアント型は、部署やユーザーが必要に応じて開発し、自由に業務に適用できるタイプです。
サーバー型は、情シ部門がメインで開発し、利用ユーザーを管理するタイプです。
前者のタイプでは、マクロと同様に開発者の異動や退職で、「野良ロボット」なるものが誕生することもあるそうです。

ガバナンス
近年は、セキュリティ、コンプライアンスと、何でも統治(ガバナンス)、統制(コントロール)する方向に進んでいます。
Excelライクな安価でスモールスタートに適したRPAツールが登場していますが、中長期的に考えると情報システム部門でコントロールできるツールを選ばざるを得ない時代ではないでしょうか。
サーバー型のRPAより高度な処理ができるExcelをベースとしたシステム開発ツールは、dbSheetClient以外にもいくつかリリースされています。
しかし、dbSheetClientほど、充実した統制機能を持ったシステムを構築できるツールはありません。
例えば、開発した業務システムごとに利用ユーザーを制限することはできても、その業務システム内の個別機能ごとにアクセス制限をかけることができないツールが多いです。
したがって、複数部署にまたがって利用されるシステムでは、間違ってデータが修正されたり、閲覧させてはならない情報が表示されないよう制御ができない、または制御するためには複雑な処理が必要であったりします。
苦労して構築したシステムが、セキュリティ上の理由でボツにならないようアクセス管理機能が充実したツールを選ぶことが大切です。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)