入力規則

2022年6月22日システム開発,技術情報

業務システムは、一般的に情報をインプットするところからスタートします。
そして、大抵のシステムは、インプットされた情報をいったん精査して、想定しない情報がそのまま取り込まれないように制御する仕組みが組み込まれています。
社会科の時間に習った「入り鉄砲に出女」(江戸幕府が設けた関所)を彷彿します(笑)

データ入力規則

Excelと一体化したシステムを実現するdbSheetClientは、Excelの機能をすべて使えることが強みです。
Excelシートでデータ入力画面を作成すると、Excelの基本機能である「データ入力規則」が適用できます。
例えば、数値欄に文字を入力できないようにする、あるいは、負の数が入力できないようにする。
文字入力欄に入力できる文字数を制限することができます。

「データ入力規則」のポピュラーな使い方に「リスト」があります。
入力欄に直接インプットさせるのではなく、ドロップダウンリストの候補から選択させる場合に使いますね。

マスタ連携

前項のドロップダウンリストの内容をデータベースに登録したマスタと連携して、マスタが更新されたらドロップダウンリストも更新されるようにできます。
登録されたマスタをシステム立ち上げ時に特定の範囲(Excelにて名前定義しておく)に展開します。

悪夢の日付

最近も悩まされた日付に関するトラブルについてです。
ユーザーからデータを読み込んだ際にエラーが出るとの報告がありました。
SQL実行時に発生するエラーなのですが、エラーメッセージだけでは何が原因かわかりませんでした。
いろいろと調べていくと特定のレコードを読み込んだ時に発生することがわかりました。
そのレコードの内容を追っていくと日付が「2021/10/27」となるところに「202/10/27」と入っていました。
ユーザーの打ち間違いが充分想定できました^^;
データベースに格納する時にはエラーが発生せず、レコードをExcelに展開する時にエラーが発生します。
この不具合の予防措置としても「データ入力規則」が便利です。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)

☆おすすめ情報☆☆☆
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2022年6月22日システム開発,技術情報Excel,エクセル,データベース

Posted by はるパパ