政治とシステム開発の妙な共通点
最近、熊が人を襲うニュースが続いていますよね。
温泉好きの筆者としては、東北や北海道の秘湯に行くのがちょっと怖くなってきました。
特に露天風呂は、景色が最高な反面、人間は完全に無防備。
「もし今、熊が来たらどうしよう…」なんて考えてしまいます。
というわけで、先日、別府の銭湯巡りをしてきました(笑)
別府の銭湯に学ぶ"ユーザー好みの違い対応"
湯温の話で思い出すのが、江戸の下町の銭湯。
とにかく湯が熱い。
水を足すと常連さんに怒られる、という話もよく聞きます。
一方で温泉宿では、熱い湯が好きな人もいれば、ぬる湯じゃないと入れない人もいて、温度調整は本当に大変そうです。
どちらかを優先すれば、もう片方からは必ず不満が出る。
人間の好みって本当に幅が広いですよね。
そんな中で「さすが別府だな」と思うのが、銭湯に"ぬる湯"と"あつ湯"の2つが用意されていること。
これ、本当に合理的な仕組みです。
利用者の違いを前提に設計されているんですね。
実はこれ、業務システムにも同じことが言えるでしょう。
・とにかく入力を急ぎたい人
・ゆっくり正確に入力したい人
どちらに合わせるかで、入力画面の作り方がまったく変わってきます。
みんなのニーズを完全に満たすのは難しい。
まさに"ぬる湯とあつ湯"問題だったりします^^;
e-TAXとeLTAXに翻弄された話
今年から妻を青色事業専従者として申請したことで、毎月の源泉徴収の申告が必要になりました。
税務署への申告は、e-TAXで済むので、これは簡単。
ところが、先日、市区町村にも「給与支払報告書」を出す必要があると通知が届きました。
こちらはeLTAX。名前は似てるけど別物です。
説明書を読んでも正直よくわからず、結局は申告窓口へ足を運びました。
職員さんに丁寧に教えていただき、ようやく理解できました。
でも、一度教えてもらえば、来年からは迷わず申告できそうです。
AIが変えた"調べる"という行動
昔は手続きを調べる時、ひたすらググって情報を集めて、複数サイトを比べて…というのが定番でした。
でも、今は、AIに「この申告の手順を教えて」と聞けば、必要な流れをサッと教えてくれます。
便利になったなあ、と思う反面、「情報を探す能力」自体がいらなくなる未来も想像してしまいます。
政治とシステム開発の意外な共通点
ここまで色々書いてきましたが、ふと気づくと政治とシステム開発って似ているんですよね。
政治は、正反対の意見を持つ人たちの間で落としどころを探す営みです。
どちらかを優先すれば、必ずもう一方から不満が出る。
システム開発も同じで、「どこまで未来を想定するか?」「どれだけ仕様変更に耐えられるようにするか?」といった"全体最適"の視点が求められます。
AIはたくさんの情報を教えてくれますが、「どこを妥協点にするか」という判断は、まだ人間にしかできません。
たぶんここが、AI時代でも人間が担うべき大事な役割なんだと思います。
日常の中の"つながり"を楽しむ
温泉、税務申告、AI、システム開発、そして政治。
一見バラバラなテーマですが、振り返ってみると「最適化」と「人の多様性への対応」が共通点として浮かび上がってきました。
これからも、日常の中の"つながり"を楽しみながら、いろんな視点でものごとを見ていきたいと思う今日この頃です。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)






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