導入事例分析
先日、福岡出張の後、ソウルを経由して東京に戻ってきました。
ソウル(韓国)を訪れるのは、人生初でした。
一番近い外国なのに、行ったことがなかったのは、たぶん、食事のせい。
私は、辛い物がダメなのです^^;
まったく意味が想像できないハングル文字を「Papago」というスマホアプリで解読する日々でした(笑)
今回は、ニューコムサイトで紹介されたdbSheet導入事例の考察です。
https://www.newcom07.jp/dbsheet/uservoice/index.php
各社の事例を眺めているとdbSheetの猛威を振るう環境が見えてきます。
Excel資産を無駄にしないDXの第一歩
多くの企業では、現在もExcelが業務の中核を担っています。
しかし、データ量の増加や複数人による同時作業が必要になると、ファイルの破損やバージョン管理の煩雑さといった「Excelの限界」に直面します。
dbSheetは、既存のExcel資産をそのまま活用しつつ、データをデータベースで一元管理できるため、現場の混乱を防ぎます。
実際に導入した企業からは、「共有フォルダの争奪戦がなくなった」「入力スピードが2倍になった」といった声が寄せられています。
特に全国に拠点を持つ企業では、リアルタイムで同じデータを更新できる点が大きな強みとなり、意思決定のスピードが劇的に向上しています。
多くの企業で長年使われているExcelは、業務ノウハウが詰まった「資産」です。
しかし、システム化に際してゼロから再構築すると、現場が混乱するケースも少なくありません。
dbSheetは、Excelをそのまま活かしてデータベース化し、他のシステムとの連携も可能です。
ある卸売企業では「過去10年分のExcel帳票をそのまま活用できた」と評価され、現場への負担をかけることなくDXを推進することができました。
dbSheet導入企業の多くが共通して語るのは、「現場が自ら改善に動き始めた」という点です。
誰もが使い慣れたExcelを活かすことで、現場の声をそのままシステムに反映できる環境が整います。
あるサービス業では、現場担当者が自ら画面を改修し、業務フローを最適化。
結果として、全社的なDX推進が現場主導で進み、トップダウンによる「押し付けのDX」からの脱却に成功しました。
導入実績が示すのは、dbSheetが単なるツールではなく、現場と経営をつなぐ「変革のきっかけ」になっているということです。
ERPの「使いにくい」を解決するフロントエンド
ERPを導入した企業では、「現場の入力フォームが複雑で使いにくい」「レポート作成に時間と手間がかかる」といった声を多く耳にします。
ERPは経営層にとっては強力な基幹システムですが、現場では操作性の悪さやデータ入力の負担により、十分に活用されていないという矛盾が生じがちです。
せっかく高額なシステムを導入しても、現場に浸透しなければ正確なデータが集まらず、投資効果を十分に発揮できません。
dbSheetは、既存ERPと直接連携しながら、現場が使い慣れたExcelをそのままフロントエンドとして活用できる点が大きな特徴です。
ある製造業では、ERP導入後に入力が敬遠されていた状況が一変しました。
Excelベースの画面に切り替えたことで、入力率は、わずか数週間で60%から100%へ改善され、ERPに取り込まれるデータの精度も格段に向上しました。
さらに、Excelを活用することで複雑な操作教育が不要となり、短期間でのシステム定着が可能です。
「現場がすぐに馴染んだ」「抵抗感がなくなった」といった評価も多く寄せられています。
大規模なシステム改修を行わずにUX(ユーザーエクスペリエンス)を改善できることから、dbSheetはERP投資を「現場で活きるもの」へと変える強力なソリューションとして注目されています。
スピード開発と投資効果
新しいシステムの導入に際しては、開発期間の長期化や教育コストの負担が経営層にとって大きな懸念材料となります。
特に現場業務を止められない企業では、「いかに短期間で立ち上げ、早期に投資回収につなげるか」が成功の鍵になります。
dbSheetは、Excelを活用した独自の開発アプローチにより、既存の業務フローをそのまま活かした構築が可能なため、1~3か月程度で本稼働に至るケースが非常に多く見られます。
実際に、ある物流企業では「要件定義からわずか2か月で全国展開」を実現。
現場スタッフは新しい操作に戸惑うことなく運用を開始し、初年度のうちに投資額を完全に回収しました。
導入企業の中には、「初年度でROIが200%を超えた」「現場からの改善要望を翌日に反映できた」といった事例も複数あり、スピード感を重視する企業にとって強力な武器となっています。
さらに、dbSheetは導入後の改修も、現場に近い社内担当者が直接対応できる体制を整えられる点が特徴です。
従来であれば外部ベンダーに依頼して数週間待つ必要があった入力画面や帳票の修正も、即日対応が可能となります。
あるサービス業では、現場スタッフ自身が業務フローを最適化し、全社規模のDXを現場主導で推進するという好循環を生み出しました。
「自分たちで改善できる」という実感こそが、導入企業にとって最大の満足ポイントとなっています。
小規模から大規模まで柔軟にスケール
dbSheetは、まず小規模な業務から導入し、必要に応じて全社規模のシステムへとスムーズに拡張できる柔軟性を備えています。
多くの企業で採用されている「段階的導入」アプローチに非常に適しており、リスクを最小限に抑えながら、着実に成果を積み重ねられる点が特徴です。
ある中小企業では、在庫管理システムをdbSheetで構築したのち、安定運用を確認してから販売管理・購買管理へと領域を拡張。
さらに経理システムや実績分析機能も順次追加し、最終的にはERPに匹敵する統合システムを現場主導で構築しました。
このような段階的な展開により、現場の声を反映させながらシステムを成長させることができ、ユーザー教育やシステム定着もスムーズに進みます。
「まずは小さく試し、成果を確認しながら範囲を広げる」という戦略に対応できる点は、dbSheetの大きな魅力です。
トップダウンで一気にシステムを置き換えるのではなく、現場のペースに合わせて無理なく拡張できることで、導入の成功率を高め、投資効果を最大限に引き出します。
セキュリティとガバナンスを両立
Excelを活用した業務において、最も大きな課題のひとつが「情報漏えいリスク」です。
ファイルをメール添付でやり取りするたびに複製が生まれ、意図せず外部に流出する危険性が高まります。
さらに、USBメモリやローカルPCにコピーされたファイルは管理が行き届かず、内部統制や監査対応の面でも大きなリスクとなります。
dbSheetはこの問題を根本的に解決するため、すべてのデータをデータベース上で一元管理し、ユーザー単位で厳密にアクセス権限を制御します。
これにより、現場の利便性を維持しつつ、情報の所在を常に把握できる安全な運用体制を構築できます。
ある金融関連企業では、かつて情報漏えい防止のためにExcelの全面禁止という方針を採っていました。
しかしdbSheet導入後は、「安全に活用できるExcel」という形で運用を再開。
その結果、業務効率を損なうことなく、監査対応コストの大幅削減にも成功しました。
導入企業の声には、「現場の自由度とガバナンスの両立ができた」「統制強化と業務スピードの両立が実現できた」といった高い評価が多数寄せられています。
通常、セキュリティ強化は業務効率の妨げになりがちですが、dbSheetはその常識を覆し、統制と現場力を両立する新しいアプローチを提供しています。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)
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