ニワトリが先か、タマゴが先か

システム開発ツールの特性として、開発実績が増えてくると、ノウハウの蓄積が活きて、ますます開発スピードが上がります。
そして、新たなシステム開発に当たって、2つの選択肢を意識することになります。
一つは、とにかく開発期間を短くする。
そして、もう一つは、開発に時間がかかっても、最初からリリース後の運用にも配慮して機能を付加する。
どちらが良いかは、一概には言えません。

現場へ運用業務を委託
業務システムリリース後の運用管理は、主に次の3つになります。
① ユーザー管理
② マスタ管理
③ バックアップ
そして、運用をどこで行なうかについても、次の3つに分かれます。
① 情シ部門で行なう
② ユーザー部門で行なう
③ 情シ部門とユーザー部門が分担して行なう
情シ部門としては、ユーザーが運用できることは、なるべく委託したいですね。
ユーザー部門にとっても、自ら運用できれば、利便性が上がる場合もあります。
委託実現の可否を分けるのは、ユーザー部門での然るべき人材確保と属人化させない運用です。

ユーザー管理
運用管理の中でも、ユーザー管理が一番の鍵となります。
開発前にユーザー部門とシッカリ詰めておきたい事項です。
ユーザー管理とは、その業務システムを利用できるようにユーザー登録する、人事異動があった時に、タイムリーにユーザー登録情報を更新する作業のことです。
この「タイムリー」というのが曲者で、業務引継時には人事発令のタイミングでスパッと情報を切り替えてイイかと言うと、そうでない場合もあるのです。
人事異動が行われる年度末は、情シ部門の繁忙期に当たります。
なるべくイレギュラーな対応は避けたいところです。
ユーザー管理をユーザー部門に委託する具体的手法については、別の機会に詳しくご紹介したいと思います。

マスタ管理
製品を販売する会社の受発注システムでは、商品マスタが運用ポイントになります。
何千もの商品を取り扱っていて、毎月のように新製品追加や価格改訂があるようでしたら、手作業でマスタ更新するのは無理があります。
製品点数が多い取り扱いメーカーの場合、価格表をExcelファイルで提供してくれるかもしれません。
ユーザーに商品マスタの更新を移管する場合、メーカーからの価格情報ファイルをユーザーが無加工で取り込めるように工夫してあげることがポイントです。
また、売上先マスタや仕入先マスタは、基幹システムと同期がとれるようにしておくと、ユーザーを二度手間から解放することができます。

バックアップ
一般的に、データベースサーバーのバックアップ機能は、日次でスケジューリングされ実行されることと思います。
ユーザーが、適当なタイミングで各テーブルを個別にバックアップできるようにしておくと、トラブル時に柔軟な対応ができます。(データ復旧や不具合原因の特定)
dbSheetClientは、業務システムの特性に応じて、柔軟な運用の仕組みを作ることができる開発ツールです。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)