崖の気配

2021年8月2日

戸建てのマイホームに住んでいる先輩がよく嘆いていました。
給湯器が壊れたとか、耐震工事が必要とか、雨漏り、シロアリ対策と、老朽化に伴う出費がかさむようです。
改修にかかる費用が大きくても、生活の安心・安全にかかわると放置してもいられないですね。

2025年の崖
企業の基幹システムにおいても同様のことが起こりうることを指摘したのが、経済産業省の「DXレポート」に登場する「2025年の崖」です。
システムを改修できる人材がいなくなる、あるいはシステムのサポートをメーカーが打ち切ってしまう。
システム改修できないがために、基幹システムが機能不全に陥る。
結果として、決算ができないというリスクが、今後数年間で現実味を帯びてくるようです。
皆様の会社でも既にその兆候が表れているかもしれません。
「あの人、定年退職するみたいだけど、代わりができる人いるのかな?」とか
「例のユーザー改修要望の件、ベンダーから見積出たけど○千万だって!」

レガシーの落とし穴
いわゆるレガシーシステムは、最近のオペレーションシステムや開発言語で動作する業務システムと違って中身がブラックボックス化していて、改修するときには、仕様の解析から始めなければなりません。
社内に中身を熟知している人がいるうちは、まだ実効性のある計画が立てられます。
しかし、すべてをベンダーに委託している場合、ベンダーは、安全側を見て余裕をもった改修期間を想定するので必然的に工数=費用が跳ね上がります。
また、巨費を投じて改修したシステムも最新の技術には対応できないため、クラウドで使えなかったり、マルチデバイスに対応できなかったりします。

デジタルトランスフォーメーション
そもそも「DXレポート」では、単にレガシーシステムのリプレースを促しているわけではありません。
IT(情報技術)を業務効率化の【道具】とするだけでなく、企業の本来業務を強固にする【武器】にすることを推進しています。
そのためには、システムの入れ替えありきではなく、企業文化を改革する必要性を説いています。
「AI、loT、5Gで何ができるか」ではなく、「顧客の満足度をさらに上げるにはどんなサービスが必要か」というアプローチです。
知をかつてないレベルで共有し、結集し、昇華する経営革命に成功した企業が2025年以降生き残っていけるのでしょうか。

遠きに行くは必ず近きよりす
革命といっても、一朝一夕に達成できる類のものでないことは認めざるを得ません。
まず、身近なことから着実に進めなければなりません。
どんなことから始めれば良いか。
dbSheetClientを使ったExcel業務の改革なんていかがでしょうか(笑)
DX(デジタルトランスフォーメーション)の本質は「データ活用」です。
データを活用するには、データを効率良く蓄積することがファーストステップです。
周りにデータベース化されていない情報はありませんか?
データベース化されていても更新されていないため活用できていない情報はありませんか?
更新されていても活用されていない(活用目的が共有されていない)情報はありませんか?
馴染みあるExcelとデータベースをマリアージュするdbSheetClientが改革のキッカケとなるかもしれません。
是非一度、ニューコムさんにご相談ください。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)