生成AIと温泉

デジタルトランスフォーメーション

最近、ノートパソコンを買い替えました。
新しいパソコンの画面右下には、「Copilot」のアイコンが常時表示されています。
ご存じの通り「Copilot」は、生成AIツールです。
生成AIを常用できる環境は、今後、仕事にどのような影響を及ぼすのか、楽しみです。
話は変わって、先月、別府温泉に行ってきました。(紀行文は、こちら
今回は、生成AIと温泉を無理やり結びつけるテーマです。(笑)

デフォルトモードネットワーク

以前の記事「ロボット掃除機とAI」で、デフォルトモードネットワーク(Default Mode Network)について触れました。
デフォルトモードネットワークは、頭をボーっとさせている時に発動する脳内活動パターンの一つです。
このモードに入ると、脳は、自己関連の思考、過去の出来事の反省、未来の計画、他者の視点を想像する等、内省的な活動を始めます。
このモードに入るためには、注意が外界のタスクに向けられていないことが重要です。
例えば、瞑想中や日常生活でボンヤリしている時などです。(チコちゃんに怒られそうですが、笑)

生成AIと人間のヒラメキの違い

生成AIは、データとアルゴリズムに基づいて、新しいアイデアやコンテンツを生成します。
生成AIは、大量の情報を分析し、パターンを学習して、それに基づいて新しいものを作り出します。
しかしながら、人間のような直感や感情を持たず、創造性の源泉としての生の経験や感覚を持っていません。
AIのヒラメキは、プログラムされたパラメータと学習したデータセットの範囲内でのみ発生し、未知の領域からのインスピレーションを得ることは、ありません。
これに対し、人間のヒラメキは、経験、感情、直感、無意識の連想など、複雑な脳の活動に基づいています。
人は、情報の背景にある大きな変化、他との関係を考え、自分の目指す理想や価値観と掛け合わせ、これまでとは違う、未来を描くことができるのです。
そして、既存の常識から逸脱して、別の視点で、世界や自分たちを捉え直すことができるのです。
経験上、これらのヒラメキは、身体が解放された状態の時、すなわち、デフォルトモードネットワーク状態の時に、呼び覚まされます。(いわゆる、アイデアが天から降ってくる)
職場のDX(デジタルトランスフォーメーション)をどう進めていくか、という課題があります。
この課題についても、生成AIは、ありきたりの提案しか提示できないでしょう。
したがって、当事者のヒラメキが、DX推進の重要なキッカケになると思います。

温泉

温泉には、心と体を癒す様々な効能があります。
温泉は、体を温めて、筋肉の緊張を和らげる効能により、人の心を落ち着かせ、日常のストレスから解放させます。
心が穏やかになると、思考が自由になり、新しいアイデアや創造的な解決策が浮かびやすくなります。
また、温泉の静かな環境は、内省や瞑想に適しており、これがヒラメキを促進します。
筆者は、温泉で、ボーっと半身浴している最中に、アイデア(仕事や将来設計)が、次々と湧いてきます。
昔、あまりにもアイデアが湧いてくるので、濡れても書けるメモ帳を湯舟に持ち込んだことがあります。
まさに、温泉は、アイデアの泉なのです。

生成AIの使い方

生成AIを使ったサービスは、秒進分歩の勢いで進化しています。
文書や画像、音楽にとどまらず、実写映画と見分けがつかないクォリティの映像を生成できるようです。
さらに、人が話す自然な言葉を瞬時に理解し、高度な会話が成立するまでになってきています。
温泉が、静のヒラメキを導く環境とすれば、生成AIとの対話は、動のヒラメキを偶発するツールとなるかもしれません。
dbSheetClientにAI機能が実装される日は、来るのでしょうか^^

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)

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