ロボット掃除機とAI(人工知能)

2023年4月23日データ活用,内製化,技術情報

本年は、作家の司馬遼太郎生誕100年だそうです。
ファン対象のアンケート調査では、最も好きな作品に「坂の上の雲」が選ばれました。
筆者は、テッキリ「竜馬がゆく」だと思っていましたが^^;
そんなわけで、先日、「坂の上の雲ミュージアム」がある愛媛県の松山に行ってきました。
ミカンジュースが出る蛇口を3か所確認して参りました(笑)
もちろん、日本最古と言われる道後温泉にも入りました^^

ロボット掃除機

最近、我が家でも「ロボット掃除機」なるものを導入しました。
狭いマンションなので、筆者が掃除機をかけても10分ほどで終わってしまい、テーブルやら椅子やら障害物が多いので、「ロボット掃除機」には馴染まないと思っていました。
ところが、某ECサイトが格安で販売していたのを機に試してみることにしました。
最初の印象は「なんて、おバカな奴なのか!」でした。
ソファーの下で身動きできなくなる、玄関の段差を越えられずイジケル、ドアストッパーに乗り上げウィリー、ベンチシートの下で迷子、植木鉢をひっくり返す、紙屑を吹き飛ばす、充電ステーションへの帰宅困難、というヤラカシまくり^^;
いろいろと対策を講じて(ソファーをかさ上げ、玄関にスロープ、稼働時には家具を別の部屋に移動等)
しっかり仕事をしてくれるようになりました。
しかし「ロボット掃除機」より人間の方が、速くて行き届いた掃除ができます。
それなのに、何で機械に任せるか?
業務を機械化する時、現場からは「今のやり方で何の問題もない」と反対されることもあります。
筆者も「ロボット掃除機」導入前は、同じ考えでいました。
今は、機械に任せられるなら任せた方がイイと実感しています。

ロボット掃除機

深層学習

「ロボット掃除機」は、AI技術によって、環境を認識し、最適な掃除ルートを決定し、障害物を避けることができるそうです。
しかし、実際は、様々なトラブルで行き詰ってしまいます。
古くから実績あるメーカーの機種では、もっと安定しているかもしれませんが。
家の掃除は、ともかく、車の自動運転では、プログラムミスが人命に直結します。
ポンコツプログラマーとしては、まだまだ自動運転車に命を預ける気にはなれません^^;
一時期、深層学習(Deep Learning)というワードが、IT業界を賑わせました。
膨大な情報から、人間では気が付かない傾向性を読み解くことができるそうです。
しかし、それは与えられた情報の範囲での分析に留まります。
人とAI(人工知能)の違いは、この点にあると思います。
すなわち、人は、情報の背景にある大きな変化、他との関係を考え、自分の目指す理想や価値観と掛け合わせ、これまでとは違う、未来を描くことができます。
既存の常識から逸脱して、別の視点で、世界や自分たちを捉え直すことができるのです。
そのためには、機械化によって解放された時間をクリエイティブな思考に充てることが大切です。
温泉でボーっとしている時間(Default Mode Network)は、とても価値的なのです。
と自己弁護してみる今日この頃(笑)

ChatGPT

昨年11月に公開されたチャットボット「ChatGPT」が話題になっています。
開発元の人工知能研究所「OpenAI」には、マイクロソフトが多大な投資を行なっています。
今後、Excelにも「ChatGPT」が実装されるかもしれません。
「ChatGPT」は、『excelでB列が10以下ならば警告を出すvbaを教えてください』という投げかけに対して、次のように返してきました。

VBAその1
VBAその2
VBAその3

生成されたVBAは、問合せの都度、微妙に変化します。
このランダム加減が、とても面白く、またVBAの勉強になります。
VBAは、Excel初心者にとってトッツキにくい存在です。
しかし、近い将来、人工知能が払拭してくれるかもしれませんね^^

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)

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