オートシェイプの挿入

「ブリコラージュ」という言葉をご存じでしょうか。
筆者は、最近まで聞いたことがありませんでした。
「ブリコラージュ」とは、寄せ集めで何かを造る、あるいは、間に合わせの修繕という意味で、繕う、誤魔化すというフランス語の「ブリコルール」(bricoler)に由来します。
日常生活の中で、様々な間に合わせ細工をもって、目の前の現実に対応している様に着目し、その重要性を指摘した言葉のようです。
タスクタイプ「オートシェイプの挿入」
dbSheetClientがサポートしているタスクタイプに「オートシェイプの挿入」があります。
普段は、あまり使われないタスクタイプ(筆者は、一度も使ったことがありませんでした^^;)と思われます。
今回は、この「オートシェイプの挿入」を使って、データの見える化をブリコラージュしてみましょう。(笑)
タスクタイプ「オートシェイプの挿入」は、Excelオブジェクトのグループに入っています。

データの見える化
以前、「見える化」という記事の中で、VBAを使って、東京都の白地図に各区の実績や市場規模、営業活動量を図式化しました。
今回は、VBAを使わずにタスクタイプの組合せのみでサンプルプロジェクトを開発してみました。
データを視覚化することにより、データの実行可能な考察ができるようになります。
特に、変化の分析、リスクと価値の判断、相関関係の発見、頻度の把握等の分析業務の手助けになります。
下図では、タスクタイプ「オートシェイプの挿入」を使って、各支店の売上を円の大きさで表し、人員数を円と四角形で表現してみました。
※背景の日本地図は、インターネットからフリー素材をダウンロードしました。

二次元配列変数とループ処理
図面を作成するタスクセットは、次の通りです。
売上データやオートシェイプ配置情報をタスクタイプ「SQL実行」を使って、二次元配列変数に格納することがポイントです。
二次元配列変数を使うことで、ループ処理が行いやすくなります。

どんな業務に使えそうか
今回のサンプルプロジェクトでは、支店の売上を表す円が10個、人員数を表す円と四角形がそれぞれ131個
合わせて272個のオートシェイプを挿入するのに筆者の環境では約12秒で完了しました。
位置情報の視覚化などExcelのグラフ機能だけでは、表現が難しいデータの見える化に利用価値がありそうです。
例えば、物流会社の配車状況把握(現位置と積載品、積載状況を図形と色で表現)、製造会社の部品在庫状況把握(保管された棚の位置や滞留期間を図形と色で表現)、工場内の設備台帳との連携(設置場所や固定資産償却状況を図形と色で表現)など、変化の分析、リスクと価値の判断に使えそうです。
皆さんの活用事例を期待いたします^^/

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)