ムンテラ

2022年6月30日システム開発,データ活用,デジタルトランスフォーメーション,業務改革

皆さんは「ムンテラ」という言葉をご存じでしょうか。
ドイツ語のムントテラピ―“Mundtherapie”に由来します。
「ムン」は、ムントの略で口、「テラ」は、テラピーの略で治療。つまり、口頭で行なう治療方法です。
筆者が子供の頃、風邪をひいた時に、いつも診てもらう主治医のような存在の町医者がいました。
主治医が聴診器を当て、喉を懐中電灯で照らし、「風邪だな」と声をかけられると不思議に安心したものです。

社内クレーマー

社内には何かあると、すぐに筆者に電話をかけてくるユーザーが数人いました。
それは社内システムについての質問であったり、要望であったり、不具合報告だったりします。
ユーザーからのフィードバックは、どんな小さな内容でもシステム改善の貴重な機会となります。
クレーマーに近いユーザーもいて、結構シンドイ時もあるのですが^^;
今は、優れたリモートサポートツールがあるので、離れた店所のユーザーでもパソコンを遠隔で操作して、説明や不具合調査もスムーズにできるようになってますね。

情に報いる

同じビル内の部署であれば別のフロアであっても、なるべくユーザーの席まで行って対応するようにしていました。
自分自身の気分転換と運動不足解消になり、顔をつき合わせて話をするとユーザーからいろいろと業務改善のネタが出てくることがあるからです。
何回かに一回でも直接顔を合わせていれば、トラブル時にギクシャクしても人間関係までこじれることはありません。
筆者が席まで行くと治ってしまうトラブルも少なくありませんでした。
コンピューターやシステムは、生身の人間じゃないんですが(笑)
最近は、新型コロナウィルスの影響で店所に出張する機会もなくなっているのではないでしょうか。
テレビ会議やテレワークの時代に急速に変わりつつありますが、情報の「情」の部分は、何とか残してゆきたいですね。

良医とは

ハンス・セリエが唱えた「ストレス学説」は、人が病気になる原因を「ストレッサー」であると考えます。
「ストレッサー」とは、様々な外部環境の変化による刺激です。
「ストレッサー」に適応しようとする過程で、いよいよ対抗できなくなると、人は病気になってしまいます。
社内の業務システムも、コロナ禍やDXなどの強烈な外部環境の変化にさらされています。
良医は、予防を重視し病気が発症する前に手当てするそうです。
システムの主治医としては、どんな些細な兆候も見逃してはいけませんね。

ログ管理機能

業務システムの開発ツールを選ぶ時の基準として、ログ機能はマストアイテムです。
ただ単に付いているだけでなく、活用できる仕様になっていることが重要です。
dbSheetClientには、強力なログ機能が標準で付いています。
dbSheetClientの「Server Log Viewer」は、20種類以上の操作ログを日時、プロジェクト、ユーザーで抽出・集計することができます。
ログ管理機能を活用して分析し、いろいろな観点から現場で起きている状況を把握して事前に手を打つことができるのです。
抽出したログやアクセス集計結果はCSVファイルに出力して、Excelのピボットテーブル等を利用して分析します。
内緒ですが、このアクセスログもデータベースに格納されていて、SQLを使って直接集計することもできるのです。
この裏技を駆使して、いろいろと面白いことができるのですが、またの機会にご紹介します。
そして、筆者の元いた会社では、大小100以上の業務システム(プロジェクト)が稼働しているため、プロジェクトの活用状況を見える化するプロジェクトも開発しました。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)

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