Eラーニング
コロナ禍によるテレワーク需要でノート型パソコンが大きく売上を伸ばしたようです。
スマホやタブレットだと稼働するアプリケーションや表示画面サイズなどの制約があり、まだテレワーク用の端末としては充分ではないですね。
また、今回のコロナ禍によって、今後、Eラーニング市場が、中⻑期的に伸びていくと思います。
Eラーニングとは、ネットワークを利用した学習形態です。Eラーニングを使った学習は、時間や場所を選ばず、学習の進捗や履歴、成績を管理できる機能を持っています。
大学の授業は、現在でもオンラインが主体となり、対応が遅れた学校は教育の建て直しに苦労されているのではないでしょうか。
教材=業務標準化
筆者が元いた会社でも15年以上前から、Eラーニングシステムを導入して、情報セキュリティルールの周知や環境ISO教育、コンプライアンスの徹底等にオリジナルの教材を作成し利用してきました。
大事なポイントは「継続は力なり」です。似たような学習内容になりがちですが、継続して定期的に実施することが受講者への浸透を確かなものにします。
また、学習目的を明確にすること、重要な学習ポイントは教材の中で繰り返し出題することです。
教材は、ほとんど全社員向けで、特定部署や特定業務を学習する教材の企画・制作までには至っていません。
現場力を鍛えるためには、今後、特定部署・業務に絞った教材を充実させていく必要があると思います。
しかし、これらの教材は、業務マニュアルを作成する以上にハードルが高いと思います。
それは、業務手順を文書化できるレベルまで標準化するところから始めなければならないからです。
RPAを導入しても効果が上がらない理由は、この辺りにあるのではないでしょうか。
マニュアルの是非
プロジェクトを開発すると同時に操作マニュアルを作成することがあります。
※ここでいうプロジェクトとは、dbSheetClientで開発した業務システムのことを言います。
プロジェクトの機能が豊富で、関連部署によって利用機能や手順が異なる、または主管部署からマニュアル作成を依頼された場合などです。
筆者は、マニュアルを極力、作らない派です。(面倒くさいですよね^^;)
反対に、マニュアルを作ったほうがイイ場合は、年に数度しか使われないプロジェクトや各種設定条件値が重要な要素になっていて、その設定内容に関する問合せが頻発すると予想される場合などです。
dbSheetClientは、Excelファイルのシートに直接、備忘録という形で残して公開できるので助かります。
手垢がつくほど使い込まれた業務マニュアルは、あまり見たことがありません。
マニュアルは、初めてシステムを利用するユーザーにとっては、大変参考になる情報で、初心者にシステムの利用方法を教える立場の人には、手間が省ける効果があります。
しかし、受発注業務のような日常利用するシステムでは、「習うより慣れろ」で良いかと思います^^
手順を組み込む
若い人はマニュアル世代、マニュアルがないと何もできないなんて極論する風潮があります。
しかし、中高年世代にもマニュアルに忠実なユーザーが意外と多かったりします。
失敗することを恐れて「マニュアルに書いていないことは絶対しない」なんていう慎重な人たちです。
マニュアル通りに行なって、失敗したらマニュアルに責任転嫁するような情けない状況になっています。
筆者の理想は、様式(データ入力画面)や機能(タスク)に、マニュアル(手順)を組み込むことが、良いプロジェクトにする秘訣だと思います。
dbSheetClientは、メッセージ表示タスクや条件判定分岐タスクを使って簡単に手順を組み込むことが可能です。
どのように組み込むかについては別の機会にご紹介します。
皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)
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