dbSheetClient格闘編(1)

2022年6月28日システム開発,データ活用,技術情報

今年のゴールデンウイークも、ジッと大人しく過ごす毎日ですね。
さて、今月は、プログラミングもわからないのにdbSheetClient導入を強行してしまった筆者の体験記です。
まず、避けて通れなかったのがSQLとの格闘です。
SQLとは「Structured Query Language」の略で、プログラミング言語ではなく、データベースに格納されたデータを操作するための命令です。
ちなみに、SQLについて本格的に勉強するなら、DB&SQL技術ブログがオススメです。
こちらのブログを読むと底なし沼のようなSQLの深淵を覗くことができます^^;

多様性ツール

SQLは、データ活用の基盤であるデータベースの潜在力を呼び起こす魔法の言葉です。
業務に使うSQL自体は、特殊な用途を除き、格闘と言うほど手強い相手ではありません。
dbSheetClientで業務システムを開発する過程では、SQL記述の基本が自然に身につきます。
ただ、dbSheetClient & Excelとの融合手順に、慣れとコツが必要なだけです。
様々な手順が選択できるため、難しいというより迷うという印象です。
この自由度の高さがdbSheetClientの魅力であり、慣れるまで戸惑う理由でもあります。
どのような選択肢があるのか、シートにレコードを展開する手順を例にご説明します。
下記の売上データ一覧から各種コード(部署コード等)を省く3つの手順をご紹介します。

オーソドックス

最初は、SQLで展開する項目を指定する方法です。
筆者も最初はこの一番スタンダードな方法を使っていました。
展開する項目が増えてくるとSQL文が長くなって見づらくなるのが難点です。

タスクタイプ「列表示」

次に、すべての項目を展開して、省略する列を非表示にする方法です。
「SQL実行」タスクの直後に「列表示」タスクを実行します。
ユーザーが「やっぱり分類コードも欲しい」なんて言ってくる可能性があれば
「隠れているだけだから、列再表示すれば見えますよ」って返せたりします^^

様式連動

最後は、用意した様式に準じて展開する方法です。
展開シートにあらかじめ項目タイトルを記述しておきます。
展開モードを「列名を指定して展開する」にすると、記述した項目のみ、しかも記述した順番に展開されます。
ユーザーの要望により、展開項目の増減や順序の入れ替えが予想される場合は、とても便利です。

もう少しSQL

次回もSQLの話題を続けます。
データ活用の目的に応じて、ユーザーが、どのようにデータを抽出できればよいのか?
格闘編は、ユーザー要望との闘いでもあります^^;

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)

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