新バージョン情報

春爛漫の今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
筆者は、花粉にヤラレッパナシで、「ぼーっ」と生きています。(笑)
先週、東京ビッグサイトで開催された「Japan IT Week 春」に行ってまいりました。
ニューコム殿のブースに立ち寄り、近日リリース予定の「dbSheetClient2022」について、話を伺ってきました。
今回は、この新バージョンについて、簡単にレポート致します。

クイック作成

タスクセットをウィザード(対話形式で項目を指定・選択)で作成できる機能が追加されるようです。
今回のバージョンでは、マスタ参照自動作成機能(リスト型とカード型)が提供されており、対象テーブル、シート、展開先、展開項目を選択していくと、検索付データ照会を使用したタスクセットが自動生成されます。
今回は、マスター参照自動作成機能ですが、今後、行挿入、ファイルのアップロード・ダウンロード等の自動作成機能も追加していく予定とのことでした。
生成されるタスクセットは、変数機能を効率良く設定していて、dbSheetClientに初めて触れる方にとっては、マニュアルを読んだり、説明を受けたりするよりも、直感的に開発手法の概念を理解できるのではないかと思います。
ベテラン開発者の方にとっても、パターン化できる機能のタスクセット作成では、かなりのスピードアップになるかもしれません。

タスクタイプ「入力チェック」

更新前データをチェックする専用のタスクタイプが追加されます。
現状では、Excelの入力規則や条件書式で、イレギュラーなデータを排除、または、識別されている方が多いと思われます。
このエラーチェック専用タスクタイプの特徴は、エラー発見と同時に、エラー内容に応じたエラーメッセージをセルや変数にセットすることができます。
エラーチェック項目は、正規表現や必須項目、主キーの重複等々、多彩です。
筆者も、ユーザーに訳の分からないシステムエラー画面を見せたくない派ですので、リリースされたら、いろいろと試してみたいですね。

IOTG Plusの機能アップ

現在の「IOTG Plus」が、ブラッシュアップされるようです。
※「IOTG Plus」とは、ウィザード形式で、テーブル生成とテーブルの読込・更新タスクを一括生成する機能
現場で運用されている申請書や稟議書、報告書のような単票のExcelファイルを、dbSheetClientを使ってデジタル化を図る場合に、かなりのスピードアップが見込めそうです。
特にExcelの様式が複雑であればあるほど、シンプルなフォームしか対応できない他のWeb系アプリと差別化が図れます。

WebAPI

今回のバージョンアップの目玉と言える新機能です。
dbSheetClientの弱点であった「マルチプラットフォーム」「マルチデバイス」への道を開く機能です。
iPADやスマホなど、Excelが動作しない、あるいは、OSがWindowsでないデバイスでも、データの表示や入力・更新ができるようになります。
例えば、「課長が出先でスマホから、部下がパソコンで作成した見積書を承認する」というようなシチュエーションに対応が可能となります。
開発手順の概要は、次の通りです。
① 管理画面でクエリーを定義
ユーザー管理やプロジェクト管理を行なう画面メニューに、WebAPIで使用するクエリーを定義する機能が追加されていました。
ここでクエリーを登録して、識別のための番号を設定し、その番号を使ってdbSheetClientから呼び出します。
(注)番号は自動採番ではなく、1つのプロジェクト内で複数のクエリーが必要になるため、文字型で識別するためのルールを自分で決めて設定する手法になっています。
DBエイリアス設定項目の中に「WebAPIで使用を許可する」にフラグを立てないと利用できない仕様になっていました。
② 「WebPOTAL」画面
「WebPOTAL」画面は、ユーザーがWebAPIを通してデータ照会や更新を行なう起点となるサイトです。
このポータルに管理者としてログインすると、プロジェクト選択メニューとは別に管理者メニューが表示されます。
このメニューから、定義クエリーのパラメーターを項目に紐づけたり、表示データの制御(参照データに保護をかける)等の設定を行ないます。
ユーザーが、選択リストからデータ入力する項目にて、選択リストをクエリーから連携して呼び出すことができるということも説明を受けました。
Web画面では、値が入力されると即自動計算(トリガー設定)、新規レコードへのデフォルト値設定など、かなり完成度の高い出来上がりだと感じました。
さらに、グラフ作成機能も充実していて、dbSheetClientが情報の「見える化」を推進する強力なツールに変身する期待を持てました。
アクセス権はアプリにグループを所属させる方法で設定します。(「WebPOTAL」画面にて)
また、WebAPIの設定定義とクエリーは書き出して、別サーバーに移行することもできます。
iPad、スマホなどのスマートデバイスを利用して、Webブラウザで業務を完結するニーズは潜在します。
複雑な業務は、社内でExcelを使って行い、簡易な業務は、時間・場所を問わずスマートデバイスで行なうという棲み分けが進むかもしれません。
クラウドが流行っていますが、ユーザー単位のライセンス課金は、利用者が増えると、相当のコストがかかります。
コスト面でも、フローティングライセンスに対応したdbSheetClientは、メリットが大きいですね。
以上、簡単ですが、レポート終了です。

P.S
会場では、本ブログ記事を纏めた冊子が配布されていました^^/

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)