脱Excelの徒労 優秀なExcelを味方にするには?

2023年10月8日システム開発,データ活用,デジタルトランスフォーメーション,内製化,業務改革

皆さんは、頭が回転せず、クリエイティブなヒラメキが浮かんでこない時、どうされていますか?
筆者は、最近、脳のウォーミングアップにネット対戦型麻雀ゲームを使っています^^;
1ゲーム(半荘という)15分ぐらいで完結するので、ちょっとした時間で、頭をフル回転モードに持っていくことができます。
麻雀は、いま「健康マージャン」と銘打って、お年寄りの認知症予防にも効果があるようです。
将棋や囲碁と比べて、局面の変化が速く、まさにアジャイルです。(笑)
競技ルールが何種類かあって、その違いによる戦術の変化への対応は、ビジネスにも応用できると思います^^

PoC(実証実験)のために何か具体的行動を起こす

DX(デジタルトランスフォーメーション)を進める上で、PoC(Proof of Concept)の手法を取っている企業が少なくありません。
「PoC」とは、いわゆる実証実験のことを指します。
本ブログでもよく登場するキーワード「プロトタイプ」「たたき台」「スモールスタート」の総称のような概念なのでしょうか。
机上で議論しても、それ以上前へ進めないということが、やっと実感されてきたのかもしれません^^;
何をPoCするか?
手っ取り早いのは、ある仮説を立てて、現状の業務を何かに置き換えることですね。
新しいツールに置き換える、業務フローそのものを変えてみる、いろいろなアプローチの仕方があると思います。
大切なのは何か具体的行動を起こすことですね。

PoC(実証実験)は無駄にならない

PoC(実証実験)の計画を策定する時に重要なことは、次のステップにどう繋げていけるかという要素です。
例えば、とりあえず、情報の一部をデジタル化できる、あるいは、ITリテラシーを上げることができる等です。
dbSheetClientは、オープンなデータベース(SQLやORACLE)に情報が蓄積されます。
このデータの汎用性が担保されるメリットは、大きいです。
また、dbSheetClientで開発されたシステムは、Excelと直結しているため、中途半端な完成度でも、Excelにアウトプットすることができます。
現場では、業務の続きをExcelで行える可能性があることも大きなメリットです。
このdbSheetClientが持つ「柔軟性」は、PoC(実証実験)の結果評価に当たって、とても優位に働きます。
ビジネス上で、何か新しい取り組みを始める時に、自社だけで完結しない場合がほとんどだと思います。
取引先の諸事情に左右されるリスクも、意外とExcelを担保にすることで回避できることが多々あります。
業務フローを見直すことも、システムに手順を落とせるdbSheetClientならではでしょう。
※「手順を組み込む」参照

Excelは悪の権化か

何かの記事で読んだ曖昧な記憶ですが、日本の企業では、業務の70%にExcelを使っているという話でした。
70%の信ぴょう性は、定かではありませんが、多くの企業でExcelを活用していることは間違いないでしょう。
そのような背景からExcelが、DXを妨げている悪の権化であると敵視している経営者や情シ部門の方もいるかもしれません。
確かにExcelでは、情報がファイルという小さな領域に閉じ込められてしまい、組織で共有や活用するという観点では、限界があります。
しかし、Excelが持つ秀逸な関数や圧倒的な計算スピード、作表能力は、他のどんなアプリでも敵いません。
個人でもExcelを使いこなせる人は、圧倒的に作業効率が高い人です。
筆者は、Excelの課題である「情報共有」「属人化」「取扱い情報量の限界」「ブラックボックス化」「管理者不在」等を克服できれば、Excelを味方につけた方が合理的だと思います。
そして、そのためのツールが、dbSheetClientだと信じて疑いません。

システム開発の内製化が必要な理由は

SNS拡大による情報流通が、消費者ニーズの変化スピードや多様性に影響を及ぼしています。
結果として、どんな大手企業でも気を抜くと、あっと言う間に敗者に堕ちてしまうリスクがあります。
勝負の分け目は、製造会社を例にすると、商品企画→開発→製造→販売サイクルを高速に回す仕組みをいかに構築するかにかかっています。
高速化、複雑化する製造・販売管理は、デジタル技術を駆使しないと回せません。
以前より続く働き方改革や昨今のコロナの影響は、DXへの取り組みが進んだ企業と未着手の企業の間で競争力の差をどんどん広げていくと思われます。
サイクルが回らない企業では、今後ますます、給料が上がらない、業務が忙しくなる、社員が辞めていく、売上が落ちていくという悪循環のスパイラルに取り込まれていくのではないでしょうか。
業務の効率化には、IT(情報技術)導入が打ち手の一つになることは、間違いありません。
従来のビジネスモデル(成功体験)の上に胡坐をかいている企業・部署は、なかなか危機感を抱くことができず、IT導入が進まない傾向にあります。
自律的に組織を改善していく体制をどうやって(順番や手段)構築するか、いつまでもITベンダーに依存していると、この自律性は、なかなか育てることはできません。
体制作り(システム開発も含めて)の鍵は「内製化」や「アジャイル」であると確信しています。
次回以降は、dbSheetClientを使った「内製化」や「アジャイル」について、改めて、ご紹介していきたいと思います。

皆さん本日もお疲れ様でした!
おやすみなさい(挙手)

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