かんたん業務アプリ作成ツール-dbSheetClient2020R3
こんにちは、営業本部の島村です。
今回は、かんたん業務アプリ作成ツールdbSheetClient2020最新版リリースのお知らせです。
エンドユーザーが業務アプリを作成(内製化)するためのツール(機能)を強化しました。
4月30日にdbSheetClient2020R3(V9.3.1.0)をリリースしました。
R2リリースから6か月後、お客様のご要望にお応えして、新機能17個、改善19個、修正50個などの機能強化・改善となります。
かんたん業務アプリ作成ツール機能について
Excelのテンプレートからかんたんにプログラムを自動作成します。(機能名:IOTG Plus)
1. Excelシートからテーブル自動作成
2. Excelシートとテーブル間の新規登録、更新、削除、印刷、保存などのプログラム
を自動作成します。出来上がったテーブルを元に集計表を自動作成します。
3. グループ集計表を自動作成
4. クロス集計表を自動作成
かんたん作成機能の改定内容
①IOTG Plus の改良
1. カード型のみ作成機能
R2までは、カード型プロジェクトを作成する場合、リスト型も同時に作成されていましたが、カード型のみを作成することが可能になりました。
2. リスト型の更新行固定
R2までは、リスト型を作成する場合、更新範囲は可変式になっていましたが、明細部分の行数が固定の場合でもリスト型の作成が可能になりました。
3. ダミー列の指定
R2までは 、リスト型の表で結合セルが使用されているシートでは、読込更新が正常に動作しなかったため、ダミー列にdmy連番を入力することで、結合セルが使われている場合でも、読込更新が正常に動作するようになりました。
②グループ集計・クロス集計での「総合計列を出力」することが可能

③タスクタイプの改良
1. タスクタイプ 91100 :メール送信で添付ファイルが送信可能
2. カード型展開時に数式保護が可能(10100SQL実行、10110SQL展開)
④検索付データ照会画面の改良
1. 前回の項目を選択
前回の選択したレコードが選択された状態で再度表示させることが可能
2. 検索条件からSQLを作成する
検索条件からSQLを作成して絞込検索可能
3. 初期表示でSQLを実行しない
大量データーの先読み込みを防止
4. Where句出力先
検索条件をWhere句で出力することが可能
⑤操作性の改良
1. メニュー定義、ボタン定義、タスク定義の任意の位置で右クリックすることで、選択された各定義内容の定義切り取り、新規定義挿入前 、新規定義挿入後 、定義削除が行えるようになりました。
2. メニュー定義画面に「開」「閉」ボタンが追加され、全メニューのノードを一度に開いたり、閉じたりできるようにな りました。
3. ボタン定義のデフォルトの設定ができるようになりました。
4. ボタン定義で利用できるアイコンが改善・追加されました。

⑥性能改善
1. タスクタイプ 50200:コピーの分割設定のデフォルトを「 20,000 セルごとに分割」から、「 500,000 セルごとに分割 」に変更し、「分割しない」設定も可能にしました。
2. タスクタイプ 52600:行列コピーの内部処理ロジックを見直し、コピー先範囲が大きい場合の処理時間を大幅に短縮しました。
⑦ServerLog viewerの改良
1. 保存・バックアップに以下のメニューを追加しました。
1)Excel保存: Excel のブック形式で保存
2)バックアップを開く:バックアップしたファイルのログを開くことができます。
2. 絞り込み検索用として、「ステータス」「キーワード」の項目が追加されました。
1) ステータス:OK、Exception、Warningの選択が可能
2) キーワード:メッセージの中の任意の文字列が指定可能
⑧サーバー版の改良
1. サーバーのDBエイリアス設定で、MySQL、ODBCが指定可能になりました。
是非ともお気軽にWebセミナーにて内容をご確認いただけますと幸いです。
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