※dbSheetClientの詳細については「dbSheetClientとは」、
または「Excelの機能をフル活用したい人のシステム」をご覧ください。
日鉄住金物流グループは、昭和17年に日鉄住金物流の前身となる広畑港運㈱の設立以来、新日鉄住金グループをはじめ多くのお客様へ重量物を中心とした海上輸送、陸上輸送、港湾物流による物流サービスを提供しています。国内外への事業拠点の展開による物流ネットワークの構築や、これまで培ってきた技術力とお客様の視点に立ったソリューション提案力で、海陸一貫輸送や国際輸送へと発展しています。
そして、現在さらなるお客様満足度の向上に向けて、現場力、技術力の強化を中心に基盤強化を図り、お客様により一層の安心と信頼を付加した物流サービスが提供できるよう日々取り組んでいます。
日鉄住金物流グループは、これからもグループ社員の総力をあげて、お客様から信頼される企業となるべく、成長し続けます。
■マスタメンテ:12 ■データテーブル:7 ■入力画面:1 ■出力画面(帳票):4 ■バッチ処理:3
当社は、兼ねてから、「技能伝承」を継続的に進めていく活動に取り組んでいます。個人及び部署における「技能伝承」の状態を、定期的に把握・管理していくには、評価管理する仕組みが不可欠との判断から、システム化を検討することになりました。
この活動は、各部署で定期的に個人毎の技能レベルに対して認定評価を行うわけですが、評価項目(約6,700項目)と評価対象者(220人)が多いことから、本社事務局における管理業務の負担を軽減する必要がありました。
当社では、これまでも技術者の教育に力を入れてきましたが、更に、「技能伝承」を目的として、部署ごとに評価項目の洗い出しを行い、評価管理を継続しながら技能のレベルアップを図るために、2009年4月から、Excelベースで評価管理業務を開始しました。
最初に、全部署から集めた評価項目(約6,700項目)をExcelシート上に登録し、全社員にExcelブックを配布しました。評価用入力シートには、評価項目ごとに、本人の自己評価と作業長評価を行う欄が設けており、半期毎に記入します。まず作業長は、各メンバーにExcelの評価用シートを
配布して自己評価を入力させます。作業長は、メンバーが記入した評価用シートに、メンバーと対話しながら作業長欄に評価レベルを入力します。
評価が終わったシートは、本社事務局に集めるわけですが、一人に対して1つのExcelブックでの運用となるので、部署別集計や技能レベルの平均値の算出に時間がかかっていました。また、半期毎に評価項目の見直しが入ると、全社員のExcelブックに評価項目を入れ替える作業や再配布にも大変手間がかかっていました。
システム化を行うに当たって、グループ企業へ業務委託を依頼しましたが、開発期間が思った以上にかかるため、別の方法を検討していたところ、本社から、ニューコムのdbSheetClientの紹介を受けました。
ニューコムのWebサイトを見て、プレゼンセミナーがあったので参加したのが導入検討のきっかけになりました。
dbSheetClientは、既存のExcelシートがそのまま利用できるので、安価にシステムが構築できました。
【個人別認定参照画面】 | 【作業別認定参照画面】 |
dbSheetClientを使って、今回導入したシステムは、当初の目的を実現することができ、大変満足しています。最後に、システムからExcelブックを任意にダウンロードできるので、様々な用途で再利用できることも大きなメリットです。