- dbSheetClient
ユーザー訪問
呉信用金庫 様
ユーザー事例 第二弾
アジャイル開発で、Excel I/Fの各種業務システムを短期間で開発!
基幹システムとも連携を図り、全営業店と本部間で情報の一元管理を実現!
呉信用金庫様のご紹介
呉信用金庫は、広島県全域を営業地域として、預金や融資といった伝統的な金融業務にとどまらず、皆さまのライフサイクルに応じた資産形成のお手伝いや企業価値向上に向けたサポートなどを通じて、地域社会の繁栄・発展に努めています。引続き、地域社会の一員として、皆さまとの絆を大切にしつつ、相互信頼・支援の関係を築き上げ、皆さまのお役に立ちたいと考えています。
経営理念
- 地域社会の繁栄に貢献する
- 地域社会から信頼される信用金庫を目指す
- 働きがいのある職場の実現をめざす
会社概要
- 信用金庫名
- 呉信用金庫
- 設立
- 大正14年(1925年)9月
- 本社所在地
- 広島県呉市本通2丁目2番15号
- 理事長
- 向井 淳滋
- 会員数
- 62,818名
- 出資金
- 29億円
- 預金
- 7,805億円
- 貸出金
- 4,423億円
- 店舗数
- 43店舗(うち1出張所)
- 常勤役職員数
- 584名
- (連結子会社を含む役職員数)
- 771名
- 営業地区
- 広島県全域
(2021 年 3 月 31日 現在)
訪問インタビュー
中川 氏 事務本部 事務統括部 副調査役
廣木 氏 事務本部 事務統括部
システム導入から現在まで
下記、dbSheetClientのシステム導入から現在まで(7年間)を時系列でご紹介します。
2014年3月
dbSheetClient2013新規導入 サーバー版(SS):1システム、実行版(FL:50ユーザー)、開発版:2ユーザー
2014年10月
dbSheetClient2013増設 開発版:2ユーザー(合計 4ユーザー)
2015年11月
dbSheetClient2013増設 実行版(FL:30ユーザー) (合計FL:80ユーザー)
2016年12月
dbSheetClient2013増設 実行版(FL:20ユーザー) (合計FL:100ユーザー)
2017年10月
dbSheetClient 1回目の事例取材 (当時で、全社30システム以上稼働中)※詳細は、こちら をご覧ください。
「Excel I/Fの各種業務を dbSheetClientを使って、3年間で30以上システムを構築稼働!」
2020年7月
dbSheetClient2018バージョンアップ
クライアント 端末のOSをWindows10にアップグレードすることに伴い、dbSheetClient2013(Windows10未対応のため)からdbSheetClient2018にバージョンアップしました。7月末に検証環境を構築して、約1ヶ月の検証期間で本番環境への移行を計画しましたが、当初の予定よりも順調に検証が進み、1ヶ月を経たない期間(約2週間)で、無事全てのプロジェクトの移行が完了しました。途中、ニューコムさんのサポートセンターの方からも的確なアドバイスを頂けたからだと思います。ありがとうございました。
2021年6月
dbSheetClient 2回目の事例取材
dbsheetclientの導入ライセンス数 (2021年6月現在)
サーバー版(SS):1システム、実行版(FL:100ユーザー)、開発版:4ユーザー
※開発4名体制 ※常勤役職員全員で利用
Excel I/Fの各種業務をdbSheetClientで、全社64システムが稼働中!
主な開発システムの概要
全店、約500名が利用するシステムの中から以下4つのシステムを紹介します。
1)不正利用履歴管理システム
基幹システムと連携して、ある一定条件の取引が行われた口座情報を、営業店ごとに不正利用履歴管理システムに日次処理として取り込んでいます。その取り込まれた取引について、営業店がお客様に連絡して、その結果を随時入力するシステムです。従来は、Excelブックでの運用でしたので、基幹システムからのある一定条件の取引が行われた口座情報も入力する手間も掛かっていました。システム化により、dbSheetClientへの取込(ある一定条件の取引が行われた口座情報)は自動化され、現場業務の手間が軽減しました。
また、従来は、営業店で確認した結果を、最終的に紙ベースで保管していたので、各営業店が確実に実施(確認)しているか分からなかったため、監査部門が出向いて確認していました。システム化により、営業店で確認した結果は、dbSheetClientでデータベースに保存されますので、全営業店と本部間で情報の一元管理が実現できました。更に、過去の確認結果(履歴)も参照できるので、業務効率が格段に向上しました。
■不正利用履歴管理システム-モニタリング結果記録簿画面
dbSheetClientでのシステム化のポイント(効果)について
dbSheetClientを使ってシステム化した目的は、管理や記録をとる必要がある業務について、従来からExcelで行ってきたものが多くdbSheetClientを導入してシステム化を行ってきました。大半は、現場からのシステム化の要望が上がってきて開発を行っています。全体の約8割が管理系のシステムです。
システム化のポイントとしては、
- 現場のニーズを捉えて、システム構築を進められること。
- Excel I/Fを活かした仕組みで、データをデータベースで管理できること。
- 野良マクロがなくなること。
- 短期間でシステム化ができること。
- ログ管理機能が標準装備されていること。
※誰が、いつ、どのシステムにログインして、データの更新を行ったかなど、全てのログが残せます。
IT統制には必須要件です。
開発手法としては、きっちりと上流工程から行うウォーターフォール型ではなく、アジャイル開発的なやり方で行っています。作りながら、動きをみてもらい、違うところを修正して開発を進めています。
最近、アジャイル開発とか、高速開発とか、数日間でシステムを現場に下して、そこから完成形に向う形態です。ウォーターフォール型と違ってやり直し(dbSheetClientでは苦ではない)も受け入れます。dbSheetClientはアジャイル開発に向いている開発ツールだと思います。
dbSheetClientは、簡単に、早くシステム化ができることが1番です。入社1年目のメンバーも開発を担当していますが、すぐに覚えて、新規のシステムを作っています。通常のWebシステムを作れるようになるには、もっと時間が掛かることを考えると、当金庫にとっては、現場業務におけるExcel I/Fの各種業務システムは、dbSheetClient無くしては実現できなかったと思います。そして、全職員が利用しても導入及びランニングコストが比較的安価なことだったと思います。
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