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dbSheetClient | ドキュメント種類 | タスクタイプ仕様書 | 対応バージョン | V5.4.2.2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
更新日 | 2015/1/19 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タスクタイプ名称 | 410 | コピー | EXCELの 同等機能 |
「編集」→「コピー」 & 「形式を選択して貼り付け」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
機 能 | コピー元の範囲と、コピー先の開始位置を指定することで、Excelのコピー&形式を選択して貼り付け と同等のコピー処理をおこなうことができます。 ※タスクタイプ属性のE〜JはV2.1.3.0以降対応しています。 ※V3.0.16.0以降、メインブックと参照用ブック間のコピーが可能になりました。 ※V5.1.6.2以降、分割コピーの指定が可能になりました。 ※V5.3.1.0以降、タスクタイプ属性にK「全部拡張」を追加し、オブジェクトのコピーが可能になりました。 |
タ ス ク タ イ プ 属 性 |
@全部 A数式 B値 C書式 D入力規則 Eコメント F罫線を除くすべて G列幅 H数式と数値の書式 I値と数値の書式 J書式・コメント・入力規則・列幅 K全部拡張 |
使 用 上 の 注 意 点 |
1)V2ではタスク定義でコピー元とコピー先を定義し、1行のタスク定義で1つのコピーの定義しかできませんでした、V3からは展開定義で定義し、展開定義にいくつものコピーを指定することができます。 2)※Excel2000を利用時には、H数式と数値の書式 I値と数値の書式 については、使用することができないためエラーが発生します。 3)V3.0.16.0 《機能追加》: 汎用パラメータ3 で、「ブック間コピー」の指定を可能にしました。ただし、タスクタイプ属性407.ブック制御の G処理対象ブック切替 で参照用ブックが指定されたときのみ、ブック間コピーが可能になります。 4)V5.1.6.2 《機能追加》: 汎用パラメータ4 で、「分割コピー」の指定を可能にしました。 5)V5.3.1.0 《機能追加》: タスクタイプ属性に「全部拡張」を追加し、オブジェクトのコピーを可能にしました。 |
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定 義 フ ィ | ル ド |
F.No | 使用する定義フィールド | 必須 | セル 指定可 |
内容 (青色の文字は選択肢で選択できる文字を表します) | 省略時の処理 | 特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | タスクタイプNO | ◎ | 410 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | タスクタイプ名 | ○ | コピー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7 | タスクタイプ属性 | ○ | @全部 A数式 B値 C書式 D入力規則 Eコメント F罫線を除くすべて G列幅 H数式と数値の書式 I値と数値の書式 J書式・コメント・入力規則・列幅 K全部拡張 | ※2 ※5 V5.3.1.0以降 |
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8 | BKNO | ○ | ブックファイル定義に定義されているBKNOを選択 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9 | ブック名 | ◎ | 8のBKNOが入力されると自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10 | シート名 | △ | 処理対象となるシートを指定 | 開始時のシート名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※重要※ 11.シート保護有無、12.シート保護PW、18.処理条件判定セル、19.定義有効無効フラグ、22.セル指定属性、57〜70の開始メッセージ、エラーメッセージ、キャンセルメッセージなどは、必要に応じて設定してください。 設定方法は、『タスクタイプ共通』に記載しています。→ また、セル名(アドレス)を指定する設定項目(背景色がピンク色)については、セル指定属性が「間接」の時には「間接アドレス」の動作に変化しますので注意してください。 |
タスクタイプ共通へ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
17 | DNO | ○ | 展開定義に定義されたDNO を指定 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
23 | 汎用パラメータ1 | △ | × | 「Y」or「空白セルを無視」or「他文字列」→空白セルを無視 | 無視しない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
24 | 汎用パラメータ2 | △ | × | 「Y」or「行列を入替える」or「他文字列」→行列を入替え | 入替えない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
25 | 汎用パラメータ3 | △ | ○ | ブック間コピー のコピータイプを指定 | 既定の動作 | ※3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.空白:以下のような既定のコピーの動作となる 処理対象ブック切替でメインブックが指定されているとき:メイン−メイン 処理対象ブック切替で参照用ブックが指定されているとき:参照用−参照用 |
V3.0.16.0 以降対応 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2.メイン−メイン:メインブック間のコピー(処理対象ブック切替で参照用ブックが指定されていても、メインブック間でコピーをおこなう) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3.メイン−参照用:メインと参照用間のコピー(処理対象ブック切替で参照用ブックが指定されているときに、メインブック→参照用ブック間でコピーをおこなう) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4.参照用−メイン:参照用とメイン間のコピー(処理対象ブック切替で参照用ブックが指定されているときに、参照用ブック→メインブック間でコピーをおこなう) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5.参照用−参照用:参照用と参照用間のコピー(処理対象ブック切替で参照用ブックが指定されているときに、参照用ブック→参照用ブック間でコピーをおこなう) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
26 | 汎用パラメータ4 | △ | ○ | 分割コピーを行う行数、または、auto を指定 | 一度にコピー | ※4 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1.空白:分割コピーは行いません(従来どおりの仕様) 2.auto: システムが以下のルールに応じて自動で 分割行数を決めてコピーします。 1)行×列<10000 のとき: 500行ごと 2)10000<=行×列<1000000: 200行ごと 3)1000000<=行×列:100行ごと 3.行数を指定:1≦行数≦1000 指定した行数に応じて、分割しながらコピーします。 ただし、1000行以上の値のときには1000行で分割します。 【使用上の制限事項】 @コピー元の行数が1行のときには、特に制限はありません。 Aコピー元が複数行で指定されたとき、コピー先の範囲が、 コピー元の行数の倍数になっている場合には その範囲に収まるように繰り返しコピーされますが、 コピー元の行数の倍数になっていない場合には 正常に反映されないケースが発生しますので 注意が必要です。(Excelの制限) |
V5.1.6.2 以降対応 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 特 記 事 項 |
※1 | 汎用パラメータで指定されているExcelシート上のセルにデータを書き込む際には、セルに保護がかかっているときは、11,12 の保護の解除指定が必要です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※2 | タスクタイプ属性は、展開定義に引き継がれます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※3 | V3.0.16.0以降、メインブックと参照用ブック 間のコピーが可能になりました。ただし、タスクタイプ属性407.ブック制御の G処理対象ブック切替 で参照用ブックが指定されたときのみ、ブック間コピーが可能になります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※4 | V5.1.6.2以降、書式コピーなどを行う際に、大量の行数を一度にコピーしようとすると、「選択範囲が大きすぎます」というエラーが発生するケースがあったため、汎用4に分割コピーの機能を追加し、大量の行数をコピーする際には、dbSheetClientのエンジン側で、指定された行数で分割しながらコピーを行うように機能追加しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※5 | タスクタイプ属性を「全部」にしたときでも、コピー元の範囲に含まれるオブジェクト(オートシェイプなどの図形)をコピーすることができませんでしたが、V5.3.1.0以降、タスクタイプ属性を「全部拡張」に指定したときには、コピー元内のセルに含まれるオブジェクト(オートシェイプなどの図形)を同時にコピーすることができるようになりました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
展開定義シートで定義するフィールド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定 義 フ ィ | ル ド |
F.No | 使用する定義フィールド | 必須 | セル 指定可 |
内容 (青色の文字は選択肢で選択できる文字を表します) | 省略時の処理 | 特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | DNO | ○ | 展開管理番号を入力する。タスク定義の17.DNOから参照。 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | データ展開名 | ◎ | DNOが入力されると自動表示される。展開定義の名称 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 処理順NO | △ | 複数のコピーを一度におこないたいときには、展開定義内の処理順NOを入力 | ※1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | 定義区分 | ◎ | タスク定義が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | タイプ | ◎ | タスクタイプ名(コピー)が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7 | タスク・展開属性 | ○ | タスク定義のタスクタイプ属性が自動表示されるが、自由に変更が可能。 | ※2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@全部 A数式 B値 C書式 D入力規則 Eコメント F罫線を除くすべて G列幅 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
H数式と数値の書式 I値と数値の書式 J書式・コメント・入力規則・列幅 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12 | シート名 | △ | コピー元のシートを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
13 | セル指定属性 | △ | コピー元の14.セル範囲の設定の仕方を、「直接」、「間接」、「間接アドレス」 から指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
14 | セル範囲 | ○ | ○ | コピー元のセル範囲のアドレスを指定 | エラー | ※3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
16 | シート保護有無 | △ | コピー元のシートに保護がかけられているときは、「有り」 を指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
17 | シート保護解除PW | △ | コピー元のシートの保護解除に、パスワードが必要なときには、パスワードを入力。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※タスク定義にシート保護有無・シート保護PWが設定されていても、展開定義では採用しないので注意指定ください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
18 | 自動計算方法 | △ | 処理の直前直後に再計算を実行したいときには 前再計算、後再計算、前後再計算、シート前再計算、シート後再計算、シート前後再計算 を指定。 ※シート*再計算については、12.シート名に記載されているシートが対象 |
実行しない | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
21 | 先シート名 | △ | コピー先のシートを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
22 | 先セル指定属性 | △ | コピー先の14.セル範囲の設定の仕方を、「直接」、「間接」、「間接アドレス」 から指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
23 | 先セル範囲 | ○ | ○ | コピー先のセル範囲のアドレスを指定 | エラー | ※3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
24 | 先シート保護有無 | △ | コピー先のシートに保護がかけられているときは、「有り」 を指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
25 | 先シート保護解除PW | △ | コピー先のシートの保護解除に、パスワードが必要なときには、パスワードを入力。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 特 記 事 項 |
※1 | 複数のタスク定義で複数のコピーを実行するよりも、一つのタスク定義で複数のコピーを一度におこなうほうが、タスク定義情報の読込みなどのオーバヘッド少なくなり、 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
処理スピードは改善されます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※2 | 複数のコピーをおこないたいときなどには、同一DNOの展開定義内では、タスク・展開属性をタスクタイプ属性と同じにする必要は無く、属性を自由に変更することが可能です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
なお、属性の J書式・コメント・入力規則・列幅 は一度に、書式・コメント・入力規則・列幅をコピーします。(Excel標準機能にはありません) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※3 | コピー元セル範囲とコピー先セル範囲が指定されていないときにはエラーになります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【注意点】 ※以下のケースでは Excelの制限で、コピーができない場合があります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
@コピー元と、コピー先の範囲のサイズが違う場合 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Aコピー元やコピー先が連結セルになっていて、連結セルの範囲が一致しない場合 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
上記の場合には、コピー範囲を調整することによってコピーできる場合があります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B値のコピーができないときには数式のコピーでできる場合があります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コピー処理の動作は、Excel機能の、コピー & 形式を選択して貼り付け に準じていますので、コピーができない場合にはExcelの標準機能でできるかどうかを必ず確認してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||