目次へ | タスクタイプ(概要)へ | タスクタイプ(一覧表)へ | タスクタイプ別 設定項目比較表へ | タスクタイプ共通へ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
dbSheetClient | ドキュメント種類 | タスクタイプ仕様書 | 対応バージョン | V5.4.2.2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
更新日 | 2015/1/19 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タスクタイプ名称 | 201 | SQL | EXCELの 同等機能 |
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機 能 | QNOに指定されたクエリーNOからクエリー定義の定義情報を取得してSQL文を実行し、タスクタイプ属性の指定に応じて、データベースに対して以下の操作を行います。 @照会:SQL文のSELECTのみ対応しており、サーバからデータを取得後、展開定義で指定されたセル位置にデータを展開する。 A更新:SQL文として「UPDATE」の指定だけで、dbSheetClientが更新用SQL文を自動生成して、Excel上のデータをサーバに送信してデータ更新をおこなう。(テーブルの全フィールドがExcel上に展開されている必要がある) B指定更新:A更新の改良機能で、主キーとDBS同時実行制御フィールドおよび、変更したいフィールドのデータのみをサーバに送信してデータ更新をおこなう。 CSQL更新:SELECT文だけでは定義できない複雑なSQL文の実行や、独自のデータ更新処理、ストアドプロシジャの実行をおこなう。 D削除:SQL文として「UPDATE」の指定だけで、dbSheetClientが削除用SQL文を自動生成して、Excel上のデータをサーバに送信してレコードの更新をおこなう。(テーブルの全フィールドがExcel上に展開されている必要がある) |
タ ス ク タ イ プ 属 性 |
@照会 A更新 B指定更新 CSQL更新 D削除 |
使 用 上 の 注 意 点 |
@V2では照会、更新、削除などは、タスクタイプで設定していましたが、V3からは、タスクタイプは201.SQLに一本化し、タスクタイプ属性で区別するように変更しました。 AV2では照会や更新では、データ展開定義を使用しないでも、データの取得や更新が可能でしたが、V3からは、クエリー定義の他に、必ず展開定義の設定が必要になります。 Bデータの照会と更新時に、一度に、照会または更新できる最大データサイズは2GBまでです。ただし、ネットワークの回線スピードが遅い場合には、タイムオーバなどで途中でエラーになることがあります。 CV3.0.22.0 《機能追加》: 汎用パラメータ20 に再計算実行の各種指定を可能にし、本タスクタイプの実行前後に「再計算」を実行することが可能になりました。 Dオートフィルタを設定している領域にデータを展開すると、正常にデータが展開されないことがあります。V3.0.22.0以降はタスクタイプ430.Excelコマンドに35.データ_オートフィルタ設定、36.データ_オートフィルタ解除 を追加していますので、事前にデータの展開範囲のオートフィルタを解除してください。 EV3.0.39.0 《機能追加》: タスクタイプ属性が @照会 のときに、クエリー定義のほかに、展開定義の 更新行OR列数指示セル で取得データ件数セル を指定できるようにしました。クエリー定義では、タスク定義で指定したセルにしか展開することができませんでしたが、展開定義では、展開定義で指定したシートに展開することが可能です。 |
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定 義 フ ィ | ル ド |
F.No | 使用する定義フィールド | 必須 | セル 指定可 |
内容 【 】内の文字は動作制御文字を表す | 空白時の処理 | 特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | タスクタイプNO | ◎ | 201 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | タスクタイプ名 | ○ | SQL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7 | タスクタイプ属性 | ○ | @照会 A更新 B指定更新 CSQL更新 D削除 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8 | BKNO | ○ | ブックファイル定義に定義されているBKNOを選択 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9 | ブック名 | ◎ | 8のBKNOが入力されると自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10 | シート名 | △ | 処理対象となるシートを指定 | 開始時のシート名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※重要※ 11.シート保護有無、12.シート保護PW、18.処理条件判定セル、19.定義有効無効フラグ、22.セル指定属性、57〜70の開始メッセージ、エラーメッセージ、キャンセルメッセージなどは、必要に応じて設定してください。 設定方法は、『タスクタイプ共通』に記載しています。→ また、セル名(アドレス)を指定する設定項目(背景色がピンク色)については、セル指定属性が「間接」の時には「間接アドレス」の動作に変化しますので注意してください。 |
タスクタイプ共通へ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
42 | 汎用パラメータ20 | △ | ○ | 本タスクタイプの実行前後の 再計算 の設定が可能。 | 再計算しない | ※4 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前再計算: 本タスクタイプを実行する直前に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
後再計算: 本タスクタイプを実行する直後に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前後再計算: 本タスクタイプを実行する直前と直後に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート前再計算: 10.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直前に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート後再計算: 10.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直後に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート前後再計算: 10.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直前と直後に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15 | QNO | ○ | クエリー定義に定義されたクエリーNO を指定 | ※3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
16 | クエリー名 | ◎ | 15のQNOが入力されると自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
17 | DNO | ○ | 展開定義に定義されたDNO を指定 | ※3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
45 | 空白文字処理方法 | △ | データの前後の空白文字の処理方法を指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「空白」(何もしない)、「左削除(LTRIM)」、「右削除(RTRIM)」、「左右削除(TRIM)」 のいずれかを指定 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 特 記 事 項 |
※1 | 汎用パラメータ11,12で指定されているExcelシート上のセルに保護がかかっているときは、31,32 の保護の解除指定が必要です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※2 | 【セル位置(アドレス)の指定方法】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1)アドレスはA1形式でもR1C1形式でもどちらの指定も可能です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2)アドレスは、A1形式、R1C1形式のいずれも、相対指定(A1、R[-1]C[1])、絶対指定($A$1、R1C1)が可能です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3)シートを明示したいときにはアドレスの前に 「シート名!」 をつけて、シート名!A1、シート名!$A$1、シート名!R[-1]C[1]、シート名!R1C1 といった指定が可能です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4)範囲に名前が定義されているときには、定義名を指定することができます。 (→他のタスクタイプでもセル位置の指定のときは同様の指定ができます) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※3 | データベースからデータを取得するためのSQL文やデータをEXCELシートに展開するための設定は、クエリー定義、展開定義で指定します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※4 | V3.0.22.0 より、本設定で、「前再計算」の指定をおこなうことにより、タスクタイプ201.SQLを実行する直前で再計算を実行することができるようになりました。 ※V3.0.22.0以前のバージョンでは、展開定義で再計算の実行を指定することができましたが、タスクタイプ201.SQLを実行する直前での再計算の指定は、タスクタイプ417.自動計算 のタスクを事前に実行する必要がありました。 |
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タスクタイプ属性が @照会、CSQL更新 のときの設定方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クエリー定義シートで定義するフィールド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定 義 フ ィ | ル ド |
F.No | 使用する定義フィールド | 必須 | セル 指定可 |
内容 【 】内の文字は動作制御文字を表す | 空白時の処理 | 特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | QNO | ○ | クエリー管理番号 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | クエリー名 | ◎ | クエリーの名称が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | クエリータイプ | ○ | クエリータイプを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タスクタイプ属性で指定された @照会 CSQL更新 が自動表示。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | クエリー属性 | ◎ | Query が自動設定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | DBNO | ○ | DB運用定義で登録したDBNOを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | エイリアス名 | ◎ | DBNOによりエイリアス名(データベースの参照名)を表示。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8 | BKNO | ○ | ブック運用定義のBKNOを選択もしくは入力。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9 | ブック名 | △ | BKNOによりブック名を表示。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10 | 取得データ件数セル | △ | データを取得したときのデータ件数を取得するセルを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11 | SQL文 | ○ | SQL文を指定。※データベースシステム(MSSQLやORACLEなど)に対応したSQL文を入力。 | ※1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※タスクタイプ属性が @照会 のとき: | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SELECT文でのデータ取得のみが実行可能 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※タスクタイプ属性が CSQL更新 のとき: | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
INSERT文やUPDATE文など、SQL文の全てを実行することが可能。また、ストアードプロシジャの実行も可能。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12 | 排他制御タイプ | △ | タスクタイプ属性が「照会」のときに、同時実行制御の方式を選択が可能。 | 楽観ロック | ※2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1:{空白}、2:楽観ロック → 取得したサーバ側のレコードの DBS_STATUSフィールドは 1 のままにしておく。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※サーバ側のデータ更新時には、楽観ロック制御で更新をおこなう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3:悲観ロック → 取得したサーバ側のレコードの DBS_STATUSフィールドは 3 に変更し、レコードロックを掛けます。 | 排他制御モード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※他ユーザはサーバ側のDBS_STATUSフィールドが3のデータについては照会はおこなえるが、書込はできない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4:悲観ロック解除 → 取得したサーバ側のレコードの DBS_STATUSフィールドを 1 に変更し、レコードロックを解除します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※タスクタイプ属性の「更新」「指定更新」「削除」では、悲観ロック解除QNO で解除が可能。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 特 記 事 項 |
※1 | タスクタイプ属性が @照会 のときと、CSQL更新のときに実行できる SQL文 が違うので注意してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※2 | 排他制御タイプは、タスクタイプ属性が @照会 のときと、CSQL更新のとき のみ有効です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
悲観ロックが掛けられたレコードについては、悲観ロックを掛けたユーザが更新を完了するか、悲観ロック解除を実行するまで、レコードロックがかかったままになります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
したがって、悲観ロックを掛けた後は、悲観ロック解除でレコードロックを解除するか、「タスクタイプ属性が A更新 B指定更新 D削除 のときの設定方法」 で説明しているように更新処理で、悲観ロック解除QNO を指定して、レコードロックを解除してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【参考】悲観ロックが掛けられたレコードについては、レコードロックの解除が指定されなかった場合には、@悲観ロックを掛けたユーザが実行を終了してログイン画面に戻ったとき、A3時間経過したのち同じレコードが参照されたとき、には自動的に解除されます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
展開定義シートで定義するフィールド | タスクタイプ属性が @照会、CSQL更新 のときの設定方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定 義 フ ィ | ル ド |
F.No | 使用する定義フィールド | 必須 | セル 指定可 |
内容 【 】内の文字は動作制御文字を表す | 空白時の処理 | 特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | DNO | ○ | 展開管理番号を入力する。タスク定義の17.DNOから参照。 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | データ展開名 | ◎ | DNOが入力されると自動表示される。展開定義の名称 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 処理順NO | △ | 複数の数式or値を展開したいときには、展開定義内の処理順NOを入力 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | 定義区分 | ◎ | クエリー定義が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | タイプ | ◎ | クエリータイプ名(照会、SQL更新)が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7 | タスク・展開属性 | △ | 1:Query、2:データ、3:数式、4:値、5:全選択データ一括 からExcelシートへの展開方式を選択。 | Query | ※1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1:Query → 取得した全データを14.セル範囲を基点としてExcelシート上に展開する。(5:全選択データ一括と同等) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2:データ → 「8.データ項目名」で指定したフィールドのデータを、14.セル範囲 のセルに展開。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3:数式 → 「9.数式OR値」に指定した数式を、14.セル範囲 のセルに展開。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4:値 → 「9.数式OR値」に指定した値を、14.セル範囲 のセルに展開。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5:全選択データ一括 → 取得した全データを14.セル範囲を基点としてExcelシート上に展開。 ※展開前に、展開先の範囲(15.セル展開範囲定義名の範囲)をクリア |
※4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6:全選択データ一括保持 → 取得した全データを14.セル範囲を基点としてExcelシート上に展開。 ※展開前に、展開先の範囲(15.セル展開範囲定義名の範囲)はクリアしないで値を保持。 |
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8 | データ項目名 | △ | Excel上に展開したいデータベースのテーブルのフィールド名を直接指定。 ※タスク・展開属性が「2:データ」のときに有効 |
※2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※全選択データ一括の時には、取得したデータの全フィールドを展開。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9 | 数式OR値 | △ | Excelシート上に展開したい 数式 or 値 を指定する。タスク・展開属性が「3:数式」「4:値」のときに有効 | ※3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12 | シート名 | △ | 取得したデータや数式or値を展開するシートを指定。 | タスク定義のシート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
13 | セル指定属性 | △ | 14.セル範囲の設定の仕方を、「直接」、「間接」、「間接アドレス」 から指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
14 | セル範囲 | △ | ○ | データや数式or値を展開するセル(または開始セル)のアドレスを指定 | 処理しない | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15 | セル展開範囲定義名 | △ | データを展開した範囲に定義する名前を指定する。タスク・展開属性が「1:Query」と「5:全選択データ一括」のときに有効 | dbS_{シート名} | ※4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※なるべく省略しないで、分かりやすい名称を設定してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
18 | 自動計算方法 | △ | 処理の直前直後に再計算を実行したいときには前再計算、後再計算、前後再計算を指定 | 実行しない | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前再計算: データを展開する直前に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
後再計算: データを展開する直後に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前後再計算: データを展開する直前と直後に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート前再計算: 12.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直前に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート後再計算: 12.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直後に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート前後再計算: 12.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直前と直後に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
19 | 行列方向 | △ | 取得したデータを展開する方向として 行 or 列 を指定する。タスク・展開属性が「1:Query」と「5:全選択データ一括」のときに有効 | 行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
行: 取得したレコードをそのまま、行方向に展開。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
列: 「取得したレコードを列方向に変換して展開する。1行のレコードを縦に展開したいときに利用。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 特 記 事 項 |
※1 | タスク・展開属性 に応じて、定義フィールドに設定する項目の設定方法が変わりますので注意してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※2 | テーブルのフィールド名は、「F4」キーを押すと選択されているテーブル名に応じてテーブルのフィールド名が選択できます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※3 | 数式を展開するときには、通常の数式と同じように = からはじめてください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※4 | 省略したときには、自動的に、dbS_{シート名}が範囲定義名として設定されますが、他のクエリー定義で、同じ、シートにデータを展開すると、定義名の範囲が変わってしまうので注意してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
また、「5.全選択データ一括」で展開するときには、最初に展開範囲の内容を自動的にクリアします。これは、前回の照会で100行のデータを展開していたところに、こんどはデータ件数が10行だけの時には、以前のデータがそのまま残ってしまうためです。クリアしたくないときには、「6.全選択データ一括保持」を指定してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タスクタイプ属性が A更新 B指定更新 D削除 のときの設定方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クエリー定義シートで定義するフィールド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定 義 フ ィ | ル ド |
F.No | 使用する定義フィールド | 必須 | セル 指定可 |
内容 【 】内の文字は動作制御文字を表す | 空白時の処理 | 特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | QNO | ○ | クエリー管理番号 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | クエリー名 | ◎ | クエリーの名称が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | クエリータイプ | ○ | クエリータイプを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タスクタイプ属性で指定された A更新 B指定更新 D削除 が自動表示。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | クエリー属性 | ◎ | Query が自動設定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | DBNO | ○ | DB運用定義で登録したDBNOを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | エイリアス名 | ◎ | DBNOによりエイリアス名(データベースの参照名)を表示。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7 | テーブル名 | ○ | タスクタイプ属性が「更新」「指定更新」「削除」の時に、更新対象のデータベースのテーブル名を指定。 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8 | BKNO | ○ | ブック運用定義のBKNOを選択もしくは入力。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9 | ブック名 | △ | BKNOによりブック名を表示。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11 | SQL文 | △ | UPDATE を入力する。 (SQL文はdbSheetClientが自動生成する。) | ※1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12 | 排他制御タイプ | △ | タスクタイプ属性が「更新」、「指定更新」、「削除」のときに、同時実行制御の方式を選択。 | 楽観ロック | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3:悲観ロック → 悲観ロックで取得したサーバ側のレコードに対して、更新をおこなうことができる。 | ※2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※他ユーザはサーバ側のDBS_STATUSフィールドが3のデータについては照会はおこなえるが、書込はできない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
13 | 更新処理形態 | △ | タスクタイプ属性が「更新」「指定更新」「削除」の時に、更新処理形態を以下の方式のどちらでおこなうかを指定。 | ※3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1:全データ更新 → Excel上の更新対象範囲のデータを 全データ サーバに送信して更新。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※「削除」の時には、全データが削除されるので注意が必要。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2:修正データのみ → Excel上の更新対象範囲のデータのうち 修正データのみ サーバに送信して更新。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※修正データとしては、Excel上の更新対象範囲のデータの DBS_STATUS フィールドの値が 2 のとき: 追加または更新レコード 99 のとき: 削除レコード と判断してサーバに送信し、更新処理をおこなう | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
16 | 悲観ロック解除QNO | △ | 悲観ロック でレコードロックを掛けたときのQNOを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※更新をおこなう前に、タスクタイプ属性の「照会」で 12.排他制御タイプ に 3.悲観ロック を指定してデータ取得すると、SELECT文で取得したサーバ側の全てのデータのDBS_STATUSが 3 に変更されています。 ここで、データ照会では100件のレコードを取得し、3 に変更してレコードロックを掛けたものの、100件のうち3件だけデータを修正して変更すると、更新していない97件のデータのDBS_STATUSは 3 のままになってしまいます。 悲観ロック解除QNO にデータ取得時のQNOを指定して、当該タスクタイプの「更新」「指定更新」を実行すると、更新対象でなかったデータも含めて100件のデータ全てのサーバ側のDBS_STATUSが 1 に戻されます。 |
※4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 特 記 事 項 |
※1 | タスクタイプ属性が「更新」「指定更新」「削除」の時には、UPDATE を指定するだけで、dbSheetClient側で更新のためのSQL文に自動変換します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
独自の更新処理をおこないたいときには、タスクタイプ属性を SQL更新 に変更して、SQL文を記述してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※2 | 悲観ロックで取得したデータを更新するときには、必ず、「排他制御タイプ」に「悲観ロック」を指定してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※更新した段階では、DBS_SATATUSの値は 3 のままですが、「悲観ロック解除QNO」が指定されたときには、1 に戻ります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※3 | Excel上の更新するデータを特定するためには、展開定義で、行列方向と更新行OR列数指示セルを必ず指定してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
また、更新データの直前の行または列に、データベースのテーブルと同一のフィールド名を必ず指定してください。フィールド名が無いときには、更新処理のスピードが遅くなります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※4 | タスクタイプ属性が 更新、指定更新、削除 のときのみ有効です。更新後に、悲観ロックで掛けられたレコードロックを解除することができます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
展開定義シートで定義するフィールド | タスクタイプ属性が A更新 B指定更新 D削除 のときの設定方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
定 義 フ ィ | ル ド |
F.No | 使用する定義フィールド | 必須 | セル 指定可 |
内容 【 】内の文字は動作制御文字を表す | 空白時の処理 | 特記事項 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | DNO | ○ | 展開管理番号を入力する。タスク定義の17.DNOから参照。 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3 | データ展開名 | ◎ | DNOが入力されると自動表示される。展開定義の名称 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 処理順NO | △ | 複数の数式or値を展開したいときには、展開定義内の処理順NOを入力 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5 | 定義区分 | ◎ | クエリー定義が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | タイプ | ◎ | クエリータイプ名(更新、指定更新、削除)が自動表示 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7 | タスク・展開属性 | △ | 1:Query を選択。 | Query | ※1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12 | シート名 | ○ | 更新用のデータがセットされている シート名 を指定。 | エラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
13 | セル指定属性 | △ | 14.セル範囲の設定の仕方を、「直接」、「間接」、「間接アドレス」 から指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
14 | セル範囲 | △ | ○ | 更新データの開始位置のセルを指定 | ※2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
18 | 自動計算方法 | △ | 処理の直前直後に再計算を実行したいときには 前再計算、後再計算、前後再計算 を指定。 | 実行しない | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前再計算: データを展開する直前に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
後再計算: データを展開する直後に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前後再計算: データを展開する直前と直後に再計算を実行 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート前再計算: 10.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直前に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート後再計算: 10.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直後に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シート前後再計算: 10.シート名のシートのみ、本タスクタイプを実行する直前と直後に再計算を実行 | V3.0.22.0以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
19 | 行列方向 | △ | 更新するデータがセットされている方向として 行 or 列 を指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
行: 更新するデータは、行方向にセットされている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
列: 更新するデータは列方向に順番にセットされている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20 | 更新行OR列数指示セル | △ | Excelシート上の更新データ、何件処理するかの件数をセットするセルを指定。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※更新データの途中に空白行があるときには、最後のデータまで更新できるように件数のカウントに注意が必要。 | ※3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 特 記 事 項 |
※1 | 更新、指定更新、削除 では、1:Query のみ有効です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※2 | セル範囲 については、展開定義の13.セル指定属性 の指定に従います。(タスク定義の22.セル指定属性 の影響は受けません) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※3 | 更新データの途中に空白行があるときには、更新するデータ件数だけ指定すると、最後のデータまで更新されないことがあります。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
したがって、更新時に、更新データの開始位置から、何行(列)分処理するかを、更新行(列)数として設定してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||