回路図のFromTo配線情報と機器配置図より、自動配線処理を行い、パソコン上で「配線ルート」や
「電線長」の算出を行います。また製造前に加工済みの電線を準備する事が可能となります。

設計の段階で、電線情報まで気にしていられない。

◎ 製造工程の把握が容易になった。
　　配線の本数が予め分かりますので、どれくらい製造時間を見たら良いか、後どれくらい残っている
　　のか、把握する事が容易になります。

◎ 原価計算がより正確になった。
　　電線本数、圧着端子の個数がわかり、原価計算、製造時間など正確なコストが出せます。

配線ルートは、製造現場に任せている。

◎ 製造品質が高くなった。
　　生産設計レベルで、問題点を無くしますので、設計時のケアレスミス（線番ミス、回路図と外形図の
　　不一致）、製造時のミス(図面の読み間違い等）人為的なミスを極力減らすことができ、製造品質を
　　高めることができます。

◎ 製造工程の把握が容易になった。
　　あと配線がどれくらい残っているのか、どれくらい製造時間がかかるのか、把握や引き継ぎが容易
　　になります。

◎ 製造時間が短縮できた。
　　FromTo配線リストをもとに繋ぐだけの作業なので、製造時間が短縮できます。

電線加工に工数がかかる。

◎ 個人差が無くなった。
　　FromTo情報を元にした作業で、作業者による品質のバラつきが無くなります。

◎ 廃棄する部材が少なくなった。
　　入線作業前に電線の両端圧着加工を済ませておけるので、部品に合わせて電線を見込みカット
　　する必要がありません。