電気(制御)設計専用CADである「ACAD-DENKI」
電気(制御)設計専用CADである「ACAD-DENKI」は、その機能にて作図することで各配線、部品関連の各種情報が認識され、作図編集、チェック、各自動処理、情報出力に威力を発揮します。 しかし、その能力を十分に発揮するには、図枠、シンボルなどの基本のテンプレート登録が必要です。
この設定、登録は、ACAD-DENKI及びベースCAD(AutoCAD/BricsCAD)の知識、運用などの経験が少ないCAD導入時においては、実は奥が深くて簡単ではない現実があるのです。
上記の「各設定・テンプレート作成」は、豊富な知識と経験を持つ、 「ニューコム」の基本テンプレート作成サービスにおまかせください!!!
ACAD-DENKIの「図枠」の登録
ACAD-DENKIでは、「図枠」を登録することで様々な機能を利用することができます。 ACAD-DENKIの図枠には、単に枠の部分の図形を登録するのではなく、アドレス情報、図題情報(枠内の各タイトル項目)を設定し、必要な情報を認識させています。 図枠の登録は、元となるDWG/DXFファイルがあれば図枠の図形そのものは簡単に登録できますが、実際に運用するにあたって、作図の構成や画層、文字フォントや印刷について細かく設定し、最適化することがより効果を上げるポイントとなります。
◎図枠に含まれる各設定項目(DWGファイル情報)
◎ACAD-DENKIの図枠設定
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① 追加必要なシンボルについて
・ACAD-DENKIには電気用シンボルとして「JISC0617」等のJIS規格でのシンボルが用意されており、規格化された形状は追加作成する必要は通常ありません。
しかし、上図の形状のように、ユニット的なもの、ある程度省略して回路上に表現しているものも一般的に多用されていますが、こういったものは規格・基準がないためユーザ各自で作成することになります。
そして、ACAD-DENKI上での使用方法によっては、シンボルのどのような種別で登録するか、あるいはパターン登録という別の形式で保存した方がよいか、図形のままでよいかなど、運用や機能を使い分ける上で考慮すべき内容がいくつかあります。
② システムシンボルの追加について
・ACAD-DENKIでは「線番」や「外部端子」などの形状を専用のコマンドで選択、配置する機能があります。 その機能を使用することで、作図上の認識ができ、情報の抽出やチェック機能を働かせることが可能です。 専用のコマンドで選択、配置されるシンボルをACAD-DENKIで「システムシンボル」と呼んでいます。 ACAD-DENKIでは線番、外部端子など、ある程度一般的な形状はあらかじめ用意されていますが、ユーザ様で使用のものが全て備わっているわけではなく、そのサイズ、属性文字の位置など、調整したほうが良いものもあります。 システムシンボルは、専用の編集機能で作成、登録できますが、各システムシンボルごとに決まった登録上のルールがあったり、最適な状態にするには、これも機能に関するそれなりの知識が必要となります。
ACAD-DENKIでは、「図枠」「シンボル」以外に、以下のようなシンボル、テンプレートがあります。
● リレー展開表シンボル
● IO図用パターン(IO端子シンボル)
● ACAD-Parts 部品表テンプレート、各種設定
回路図等のシンボルより部品情報を抽出しリスト化、CSV形式等の出力と、図面として表を作成する機能が「ACAD-Parts」というオプション機能です。
これを実現させるために、各種設定、テンプレート登録が必要となります。
● その他各テンプレート、設定
上記以外にも、「電線情報」「配線リスト関連、端子台出力」「電キャビ各種設定」等、ユーザー様にて運用上必要となる各機能についての設定があります。
① 訪問・診断(1~2H)
② 作成作業
③ データ送付
④ フォロー対応
・データ送付後、インポート手順や運用などについての対応を行います。
※上記項目より、貴社にて運用に必要な登録対象を選定し、最適な状態にご提供致します。
※地域により別途交通費を申し受けることがあります。
ニューコム「各設定・テンプレート作成サービス」で ACAD-DENKIをフル活用し、 貴社の業務改善にお役立てください!!!