開発版について
開発版では、データベースやシステムに利用するExcelファイルの設定、dbSheet EXの実行版で利用するメニューやボタンの設定、タスクタイプの設定などを行います。また、ログモニター(タスクタイプの動作をログで取得)を活用することで、デバックを行いながら効率よく開発を進めることができます。
【開発版 画面イメージ】

開発版の主な機能
dbSheet EXには、タスクタイプやクエリデザイナー、排他制御など開発をサポートする様々な機能があります。
タスクタイプ
dbSheet EXには、100種類以上の様々な機能をもったプログラムを、タスクタイプとして用意しています。タスクタイプを有効活用することで、システム開発をより効率的に進めることができます。

主なタスクタイプ一覧
- SQL実行
- テーブル更新( 差分 / 指定更新 )
- 条件判定分岐
- 変数演算
- ハイパータスク実行
- マクロ起動
- CSV入出力
- 図 ( 画像等 ) の挿入
- ファイルのアップロード / ダウンロード
- PDF保存
- メール送信 ( 添付ファイル )
クエリデザイナー
クエリデザイナーを使うことで、より直感的にSQL文を作成できます。

排他制御
dbSheet EXは楽観的 / 悲観的同時排他制御に対応しています。また、テーブル更新タスクを活用することで、より簡単に差分データ更新が行えるので、データ整合性の維持がしやすい設計が可能です。
dbSheet EXで出来る主な排他制御
- 行レベルの排他制御
- 複数のテーブル更新 / トランザクションが可能
- 更新時の排他制御(排他時のエラーレコード以外更新)
クイック作成
ウィザード形式でタスクセットを一括で作成できる機能です。
マスターテーブルからデータを参照し、Excelシートに展開するために必要なボタン・タスクセットなどの定義を一括作成します。カード型とリスト型を選択でき、作成後は手動で定義を修正することができます。

かんたん作成機能( IOTG Plus )
既存のExcelシート( 関数、マクロを含む )を元に、プロジェクトで必要なテーブルやプログラム、ボタンなどを自動作成する機能です。
【かんたん作成機能のイメージ】

管理機能
ログモニターや定義比較機能など、プロジェクトを管理するための様々な機能があります。サーバーに関わる設定(タイムアウト値の設定、キャッシュ利用の設定など)やプロジェクトに関わる設定(データベースタイムアウト値の設定、ログの保存設定など)も開発版から行うことができます。
ログモニター(デバック処理)
タスクタイプの動作をログを取りながら動作検証が行えます。ステップイン・アウト、ブレイクポイントを設定しながら確認できます。また、取得したログは保存され、後で確認することができます。
【ログモニター画面のイメージ】

リファレンス自動生成機能
プロジェクトのリファレンスを自動生成する機能です。ドキュメント作成を強力にサポートします。
【リファレンス自動生成機能のイメージ】

定義比較機能
新旧定義の変更差分を抽出することができる機能です。
追加、変更、削除された定義内容がメニュー、ボタン、タスク等の各定義ごとに表示させる事ができ、比較結果をExcelブックとして出力することもできます。
【定義比較機能の画面イメージ】

プロジェクトのマージ機能
2つのプロジェクトを1つにマージ( 結合 )する事ができる機能です。メニュー、ボタン、タスク定義の範囲を指定し、一部をマージすることも可能です。
【マージ機能のイメージ】

プロジェクト間のタスクコピー機能
異なるプロジェクト間で、タスク(メニュー、ボタン、タスク)をコピーして貼り付けることができます。
【タスクコピー機能のイメージ】

サーバー版、実行版についてはこちら
dbSheet EX Excel対応版のサーバー版、実行版については下記のボタンから、ご確認ください。