- dbSheetClient
ユーザー訪問
社会福祉法人 荒川区社会福祉協議会 様
http://www.arakawa-shakyo.or.jp/
業務支援システム(勤怠管理/職員人事台帳)を構築!
複数拠点(8拠点)のタイムレコーダーから勤務データーを
自動取込み、従来のものと比較して、業務効率が大幅改善!合わせて、職員人事台帳(約220名)の一元管理も実現!
荒川区社会福祉協議会様のご紹介
社会福祉協議会(略称:社協)は、「地域福祉活動の推進を図る」中核組織として、社会福祉法に規定され、国・各都道府県・各市区町村に設置されています。地域に支えられる“公共性”と、民間としての“自主性”という2つの側面を持った、非営利の団体です。
地域に暮らす住民の皆様をはじめ、町会・自治会、民生・児童委員、行政、福祉・保健・医療・教育など関係機関の参加及び協力のもとで、「福祉の街づくり」を実現するため、地域の特性に応じた活動から、全国的な取り組みまで、幅広い様々な福祉事業を行っています。
社会福祉法人荒川区社会福祉協議会(荒川社協)は、都電の走る街、東京都荒川区(特別区・23区)において、地域福祉の増進を目的として昭和28年5月に任意団体として発足しました。その後、昭和39年1月、社会福祉事業法(現:社会福祉法)に基づく特殊法人として、厚生大臣の認可を受けて再発足しました。そして、昭和58年10月には、当会を含め、全国の市区町村社会福祉協議会の法制化が行われ、地域福祉の推進を担う中核的民間福祉団体として位置づけられるに至りました。
平成7年4月から区立施設(高齢者・障がい者等の福祉施設)の運営を受託事業として行い、その後、指定管理者として引き続き運営しています。そして、平成12年2月、本部事務局を旧区立南千住図書館に移転すると同時に事業を広げ、「あらかわボランティアセンター」と、先駆的に取り組んでいた常設の「荒川おもちゃ図書館」を充実。その他、「にこにこサポート(有償家事援助サービス)」、及び、「ファミリー・サポート・センター(有償児童一時預りサービス)」といった住民参加型会員制事業の実施、成年後見や権利擁護を行う「成年後見センター・あんしんサポートあらかわ」の運営、視覚障がい・知的障がい児・者への「移動支援サービス(ガイドヘルパー派遣)」事業、「生活福祉資金」「受験生チャレンジ」等の貸付事業、障がい者の就労を支援する「じょぶ・あらかわ」の運営等々を行っています。
そして、平成20年4月には“地域福祉活動計画”である「あらかわ粋・活(いきいき)計画」を策定、平成25年度からは「第二期あらかわ粋・活計画」、平成30年度からは「第三期あらかわ粋・活計画」を策定し、「誰もが安心して暮らし続けられる街」を基本理念に、さらなる事業を日々展開しています。
会社概要
- 住所
- 〒116-0003 東京都荒川区南千住1-13-20
- TEL
- 03-3802-2794(代表)
- FAX
- 03-3802-3831
- info@arakawa-shakyo.or.jp
荒川区社会福祉協議会の組織
区民・団体・企業等から構成される会員(社協会員)組織を基盤として、町会・自治会、民生委員・児童委員協議会、行政などの代表者から構成される理事会(20名)・監事(2名)、及び、評議員会(30名)の決定により運営されています。
(平成30年10月現在)
荒川社協は、安心して「困った」の言えるまちを作ります!
訪問インタビュー
システム構成図
業務支援システム(勤怠管理 / 職員人事台帳)
【各拠点:8箇所】
一般職員
・職員証で打刻
・休暇届
・年次休暇届
・振替届
・旅費精算
所長(責任者)
・職員証で打刻
・時間外勤務のチェック
・届出の承認
・月次勤務表の確定
【本部】
管理業務
《勤怠関連》
・月次勤務表の確認
・月次勤務表の承認
・月次給与データ出力
《人事関連》
・職員データメンテナンス
・人事異動入力
・辞令書の発行
《その他》
・職員証の作成依頼
・マスターメンテナンス
部署/役職/等級/ID
システム規模
業務支援システム(勤怠管理 / 職員人事台帳)
- □テーブル数:27
- □画面数:39
- □印刷(帳票数):15
- □タスクセット数:305
- □SQL数:163
- □マクロ数:14
- □シート数:61
- □開発着手:2017年1月
- □平行稼働:2018年1月~3月
※ 従来方式と新システムの平行稼働 - □本番稼働:2018年4月
システム概要
業務支援システム(勤怠管理 / 職員人事台帳)
業務支援システムの第1弾として、勤怠管理と職員人事台帳のシステムを構築しました。 電子式のタイムレコーダーから勤務データを取り込み、一般職員のメニュー(機能:6メニュー)、管理者(上長)のメニュー(機能:10メニュー)、管理部門(庶務係)のメニュー(機能:4メニュー)とマスタメンテ(5つのマスタ管理メニュー)からシステムは構成されます。下記に、各メニューの機能概要を紹介します。
各メニューについて(メニューの機能概要)
・一般職員メニュー
・管理者(上長)メニュー
・管理部門(庶務係)メニュー
・マスタメンテ
システム導入の課題・要望
以前は、タイムカード・タイムレコーダー(機械式)による勤怠管理を行っており、各職員の毎月の超過勤務(残業)手当の計算は、各セクションのリーダー職員が、打刻したタイムカードを基にした手計算によって行っていました。アナログ管理であるが故に、指定した締切日までに勤務表の提出がされなかったり、給与計算のスケジュールに影響が出たりした事もありました。こういった事や、給与計算にかかる手間を解消し、一括したデジタル管理を行うために、ICカードを活用した勤怠管理システムの導入によって、リアルタイムでデータ化された勤怠管理を行う必要がありました。また、職員の異動、辞令書の作成、社会保険手続き等についても、実働でこれを担当する職員が1名ないし2名程度で、管理もExcelやWord等を使用した手作業でした。様々な雇用形態の職員を抱え、職員規模も200名を超えていました。そのため、迅速かつ正確な管理のために、人事管理システムの導入も必要でした。他にも改善すべき内容はありますが、今回は、このような内容から「勤怠管理」と「職員管理(人事台帳)」についてのシステム化を行うことに決定しました。
システム導入の効果
<勤怠管理>
1月からの打刻データ(従来の勤怠管理)を、dbSheetClientの新システム(勤怠管理)で検証することができて、スムースに本番稼働に移行できました。従来は、各拠点のタイムカードのコピーをもらって、ある資料に転記するのにも手間が掛かっていましたが、新システムでは、全職員の出退勤の管理(見える化)が出来るようになったので、いつでも確認でき、様々な資料作成にも手間なく取り組めるようになりました。全て、出退勤の時刻や年次休暇届などは、電子データ化され自動集計できるようになり、関連する付帯業務の効率化が実現できました。今回、dbSheetClientを導入して、現場で使い慣れたExcelを、インターフェースとして活かしたシステムが構築できたことと、福祉関係ならではの様々な勤務形態にも対応できたことが、非常によかった点だと思います。恐らく、市販のパッケージソフトの導入では実現できていなかったと感じております。
<職員管理(人事台帳)>
従来、職員人事台帳は、庶務係が年度ごとにExcelデータで管理していました。各拠点での変更内容(紙ベース)が、本部に上がってくるまでのタイムラグの問題、変更内容が転記されていない問題、また、Excelデータで管理している為、勝手に計算式や関数を変更してしまう問題などがありました。dbSheetClientの新システム(職員人事台帳)では、Excelデータは、入力フォームとして使っているだけで、従来のように計算式や関数を変更することができません。データは全てデータベースで、一元管理することができるようになりました。これにより、職員人事台帳の信頼性が担保されるようになりました。また、庶務係では、担当する「雇用契約書」の管理について、従来は、ExcelをWordに差し込み印刷を個々(人数分)に行っていて大変苦労していました。特に、臨時職員の場合、半年更新なので、4月と10月には、新しい雇用契約書を発行しなければなりません。今回(10月)からは、日付と時給を変更するだけで、50名分を簡単に対応できたので、現場作業の負担軽減と作業品質の向上を図ることができました。
本番稼働から、半年が経過しましたが、毎月、定例会を持って、運用後に明らかになった、多様な勤務体系への対応の為のシステムの調整をニューコムさんと相談しながら解決できて、大変助かりました。専任のシステム担当者がいないので、ニューコムさんに寄り添ってもらい、システム化により業務効率の改善を行うことができました。
今後について
まだまだ、Excelを使っている業務があります。そこで、自分達でもdbSheetClientを使って、開発していけるようになりたいと思っています。
dbSheetClientは、使い慣れたExcelを入力フォームとして使い、バックでは、データを全てデータベースに格納できるので、蓄積したデータを二次利用することができ、かつ業務分析もExcel上に呼び出してくれば、表やグラフも簡単に作成することができます。ニューコムさんに教えていただきながら、Excel業務のシステム化にチャレンジしたいと思っています。
(※)勤怠管理をタイムレコーダーからExcelを活用したシステム導入へチェーンストア220店舗に構築 勤怠データ収集の効率化を実現 上州屋様の事例
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