Adjust Print for Excelとは
Adjust Print for Excelは、Excelで作ったドキュメントや指定伝票の印刷で、画面と印刷のズレや切れを補正して出力することができ、連続印刷も豊富な機能を備えたソフトです。
Adjust Print for Excel機能概要
Excelは、今日多くの企業の現場で、幅広い分野に活用されています。表計算業務からワープロに近いドキュメント作成、中小企業においてはマクロを駆使して社内の基幹業務システム開発に活用されている場合もあります。まさに、Excelはパソコンの最高のアプリケーションとして多くのシーンで活躍しています。
しかし、万能ではありません。
Excelの印刷機能だと、画面で作成した構成が崩れる場合が多々発生するのを経験されると思います。Adjust Print for Excelは、そのズレや切れをなくし、画面の構成どおりに印刷できる機能を提供するものです。
また、Excelでマクロを駆使しながら、伝票発行システムを構築した場合も、指定伝票については、Excelに指定伝票のイメージを貼り付け、位置合せをしておいても、そのシートにデータを入れて、印刷しようとしたとき、データがズレたり、切れたりして印刷されてしまいます。このような場合も、マクロからこの製品のプログラムを部品として起動すれば、シートで位置合わせしたとおりに印刷をすることができます。
更に、連続印刷も豊富な機能を備えております。通常、Excelの印刷機能では、ブック(Excelファイルを複数)を超えて、印刷することはできませんが、Adjust Print for Excelは、任意に印刷対象の複数ブック、シートを選択して連続印刷することができます。
プログラムの形態
プログラム形態は、以下の2つの形態で動作可能です。
- Excelのアドインとして動作可能
- 単独のアプリケーションとしても動作可能
両者の大きな違いは、単独のアプリケーションとして動作させる時は、Excelを起動しておく必要が無いことです。但し、印刷したいデータをブックに保存しておく必要があります。
動作確認済みOS
- Microsoft Windows(各OSとも日本語版のみ対応しています)
- -2000 SP4 以上
- -XP SP2 以上
- -Vista
- -7
- -8
- -8.1
- -10
このソフトウェアが動作する上で必要なソフトウェア
- Microsoft Office Excel(以下のいずれか)
- -2000
- -2002(XP)
- -2003
- -2007
- -2010 ※1
- -2013 ※2
- -2016 ※3
- ※1 Excel2010対応版を使用する場合の制限
- 動作確認済みのOSは以下に限られます。
Microsoft Windows XP SP3 / Vista SP1 / 7 - ※2 Excel2013対応版を使用する場合の制限
- 動作確認済みのOSは以下に限られます。
Microsoft Windows 7 / 8 - ※3 Excel2016対応版を使用する場合の制限
- 動作確認済みのOSは以下に限られます。
Microsoft Windows 7 sp1 / 8, 8.1 / 10
- Microsoft .NET Framework
- ーExcelのバージョンが2010以下の場合
Microsoft .NET Framework 2.0 SP1 以上 をご利用ください。 - -Excelのバージョンが2013、または2016の場合
Microsoft .NET Framework 3.5 以上 をご利用ください。
ハードウェア要件
Microsoft Excelの各バージョンのハードウェア要件に準じます。
※処理するデータ量に伴い処理時間もかかってきますので、より処理能力の高いハードウェアを推奨します。