【3】 V3の新機能とV2からの仕様変更点 | ||||||
目次へ | ||||||
(1) 定義シートに関する変更点 | ||||||
No | 機能分類 | 対応 バージョン |
概要 | 変更分類 | 補足事項 | |
1 | 各定義シート共通項目 | |||||
1.1 | (定義有効無効設定) | V3.0.1.9 | メニュー定義、ボタン定義、タスク定義、クエリー定義、開始終了定義、展開定義 の各シートに定義有効無効フラグのフィールドが追加され、実行時には無効にした行は読み飛ばすことができるようになりました。 テスト時の一時的なデバッグ用定義行や、区切り行・コメント行などとしても利用できます。 |
機能追加 | 開発版で定義有効無効フラグを無効にした行は、背景色が緑色になります。 | |
1.2 | (コメント欄) | V3.0.1.9 | 全定義シートにコメント欄のフィールドが追加されました。 定義内容の目的や動作説明などの注記や備忘録に利用してください。 |
機能追加 | ||
2 | DB運用定義(新設) | |||||
2.1 | (開発デバッグDBNO) (開発仮本番DBNO) (実行本番DBNO) |
V3.0.1.9 | 【V2】開発時はローカル、本番実行時はサーバのDBに接続したい場合には、データベース定義を手動で変更する必要がありました。 【V3】DB運用定義に開発時と本番実行時の接続DBNOををあらかじめ設定しておくことで、自動的に接続先を切り替えることができるようになりました。 |
機能追加 | 3つのDBNOは以下のような意味を持ちます。 開発デバッグDBNO: 開発版のデバッグ実行時に参照するDBNO 開発仮本番DBNO: 開発版の実行モードで実行時に参照するDBNO 実行本番DBNO: 実行版で実行時に参照するDBNO |
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3 | データベース定義 | |||||
3.1 | (DBNO) | V3.0.1.9 | DB運用定義の導入に伴い、データベース定義に定義するDBNOはDB運用定義から参照されるのみで、クエリー定義ではDB運用定義のDBNOを指定するように変更になりました。 | 仕様変更 | ||
4 | ブック運用定義(新設) | |||||
4.1 | (開発デバッグBKNO) (開発仮本番BKNO) (実行本番BKNO) |
V3.0.1.9 | 【V2】開発時はローカル、本番実行時はサーバに保存したブックを使用したい場合には、ブック定義とメニュー定義を手動で変更する必要がありました。 【V3】ブック運用定義に開発時と本番実行時に使用するブックをあらかじめ設定しておくことで、自動的に使用するブックを切り替えることができるようになりました。 |
機能追加 | 3つのBKNOは以下のような意味を持ちます。 開発デバッグBKNO: 開発版のデバッグ実行時に参照するBKNO 開発仮本番BKNO: 開発版の実行モードで実行時に参照するBKNO 実行本番BKNO: 実行版で実行時に参照するBKNO |
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5 | ブック定義 | |||||
5.1 | (BKNO) | V3.0.1.9 | ブック運用定義の導入に伴い、ブック定義に定義するBKNOはブック運用定義から参照されるのみで、メニュー定義やタスク定義ではブック運用定義のBKNOを指定するように変更になりました。 | 仕様変更 | ||
5.2 | (ホスト指定) | V3.0.1.9 | 【V2】DBSサーバ内のWEBに公開されたフォルダからブックをダウンロードする必要がありました。 【V3】セキュリティを強化するために、ホスト指定のフィールドが追加され、DBSサーバ内の公開されていないフォルダからもブックのダウンロードが可能になりました。 |
機能追加 | ホスト指定にDBSサーバを記載すると、DBSサーバから参照できるパスを直接設定することができます。 ネットワークを指定したときには、ローカルPCから参照できるパスを指定します。 |
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6 | メニュー定義 | |||||
6.1 | (BKNO) (ブック名) (リンク先) |
V3.0.1.9 | 【V2】実行時にはメニュー定義に記載されているブックファイル名やリンク先をそのまま使用していました。 【V3】ブック運用定義の導入に伴い、メニュー定義に定義したBKNOからブック運用定義を参照したのち、ブックファイル名やリンク先は、ブック定義に記載された情報を取得して実行するように変更しました。 |
仕様変更 | メニュー定義に表示されるブック名は、ブック運用定義の「開発デバッグBKNO」が示すブック定義内のブック名が表示されます。 また、ブックが指定されたときにはリンク先は空白になり、リンク先には、メニューから直接ホームページを開くときのURLを入力するように仕様変更しました。 |
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6.2 | (定義有効無効) | V3.0.1.9 | 定義有効無効フラグのフィールドを無効にすると、無効にしたメニューと下位に含まれるメニューが全て無効になり、実行時にはメニューエリアには表示されなくなります。 | 機能追加 | ||
7 | ボタン定義 | |||||
7.1 | (ボタンNO) | V3.0.1.9 | 【V2】ボタンNOは1〜10:メインボタンの上段、11〜20:メインボタンの下段、101〜110:サブボタンとして下段左側でした。 【V3】ボタンNOは1〜10:メインボタンの上段、11〜20:メインボタンの下段、21〜30:サブボタンとして上段左側、31〜40:サブボタンとして下段左側に変更しました。 また、サブボタンを表示するときに、タスクタイプ310.メインボタン表示で「隠す」を設定すると、メインボタンが隠れて、ボタン領域全体を使用することができるようになりました。 |
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8 | タスク定義 | |||||
8.1 | (処理条件判定セル) | V3.0.1.9 | 処理条件判定セルのフィールドが追加され、判定セルの値が「実行しない」または「False」の時には、そのタスクを実行しないという指定が可能になりました。 | 機能追加 | ||
8.2 | (DNO) | V3.0.1.9 | 【V3】展開定義(V2ではデータ展開定義)にリンクされるDNOのフィールドが追加され、Excelシート上にデータを展開する機能を持つ、クエリー定義とタスクタイプの一部(401.直接展開、410.コピー、411.クリア、412.セル保護、414.行列指定など)では、展開定義に複数の定義をまとめて定義できるようになりました。 | 仕様変更 | コピーなどで使用していたフィールドは展開定義に移動しました。 | |
8.3 | (汎用パラメータ) | V3.0.1.9 | 【V3】汎用パラメータの数を10から20に増やし、V2で使用していた、値展開セルや数式OR値は展開定義シートに移動しました。 | 仕様変更 | ||
8.4 | (セル指定属性) | V3.0.1.9 | 【V2】セルの内容を間接的に参照する方式として、一部のタスクタイプのみで汎用パラメータに「セル指定」を定義し、セル指定が適用される汎用パラメータも限定されていました。 【V3】セル指定属性のフィールドが追加され、直接、間接、間接アドレス を指定することができ、ほとんどのタスクタイプで、汎用パラメータ1〜20まで適用させることができるようになりました。 なお、「間接」や「間接アドレス」を指定していても、設定されている値がアドレスではなく値や文字列のときには、自動的に直接の値と判断します。 ・直接:定義内容をそのまま使用する。 ・間接:定義内容にはセルを指定し、そのセルに格納された内容(値)を使用する。 ・間接アドレス:定義内容にはセルを指定し、そのセルの中には再びセル(アドレス)を指定して、そのアドレスが示すセルに格納された内容(値)を使用する。 |
仕様変更 機能追加 |
【直接の例】 定義に「XYZ」設定し、その値をそのまま使用したい。 セル指定属性:「直接」または空白 定義:「XYZ」 を設定する 【間接の例】 定義に「C1」設定し、セル「C1」の中の値「XYZ」を使用したい。 セル指定属性:「間接」 定義:「C1」 を設定する 【間接アドレスの例】 定義に「C1」設定し、セル「C1」の中には値「F5」があり、このF5を参照セルとして使用し、セル「F5」の中の「XYZ」を使用したい。 セル指定属性:「間接アドレス」 定義:「C1」 を設定する |
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8.5 | (エラーメッセージ) | V3.0.1.9 | 【V2】ユーザ側でエラーメッセージを指定していても、システムに関連するエラーが発生したときにはシステムエラーが表示されていました。 【V3】ユーザ側でエラーメッセージを指定していた場合には、システムに関連するエラーが発生してもシステムエラーは表示しないように変更しました。 なお、開発版のデバッグ実行時に表示するエラーメッセージ画面にはシステムエラーの内容も表示されます。 |
仕様変更 | ||
8.6 | (キャンセルエラー) (キャンセル発生時の処理指定) (キャンセル処理TASKNO) |
V3.0.1.9 | 【V2】キャンセルされたときには、タスクはその時点で終了するようになっていました。 【V3】キャンセル発生時の処理指定 と キャンセル処理TASKNO が追加され、キャンセル時の制御ができるようになりました。 |
仕様変更 機能追加 |
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9 | クエリー定義 | |||||
9.1 | (展開開始セル) (展開範囲定義名) |
V3.0.1.9 | 【V2】クエリー定義で展開開始セル、展開範囲定義名を記載することができました。 【V3】クエリー定義では展開開始セル、展開範囲定義名を記載することができなくなり、展開定義のセル範囲とセル展開範囲定義名に記載するように変更しました。 |
仕様変更 | ||
9.2 | (照会) | V3.0.1.9 | 【V2】照会の時に全選択データ一括でデータを取得するときには、データ展開定義に定義しなくても、Excel上のシートにデータを取得することができました。 【V3】9.1の変更に伴い、照会の時に全選択データ一括でデータを取得するときでも、必ず展開定義に展開先を定義するように変更しました。 |
仕様変更 | ||
9.3 | (更新) | V3.0.1.9 | 【V2】V2.1.*では更新レコード数が多くなればなるほど更新処理にかなりの時間を要していました。(100件:1分程度) 【V2.2.* および V3】Excel上の更新専用シートにセットされた更新データの直前レコード(行または列)にテーブルのフィールド名をそのまま記載しておくと、高速にデータ更新をおこなうことができるようにしました。(2000件:5〜10秒程度) |
機能追加 | ||
9.4 | (空白レコードが 含まれた更新) |
V3.0.1.9 | 【V2】全データ更新の際に、空白のレコードが含まれていると、その時点で処理を中断していました。 【V3】全データ更新の際に、空白のレコードが含まれていても最後まで更新をおこなうことができるようになりました。 |
機能追加 | 空白のレコードが含まれるときには、更新行OR列数(指示セル)には更新対象のレコード数だけを指定するのではなく、空白のレコードを含めて更新処理対象となるExcelの行(列)数を指定する必要があります。 ※このとき、行数を多く設定していても問題なく更新できますが、時間が多少余分にかかります。 |
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9.5 | (指定更新) | V3.0.1.9 | 【V2】更新の時には、Excel上の更新専用シートにテーブルのフィールドと同じレイアウトで、変更の無いフィールドのデータも全て展開しておく必要がありました。 【V3】指定更新で更新する際には、変更したいフィールド名とフィールドのデータだけの展開で更新が可能になりました。 |
機能追加 | 指定更新の際には、 @更新データの直前にフィールド名を設定しておくこと A主キーのフィールド名とフィールドのデータは全て設定しておくこと B5つのDBS同時実行制御フィールドのうち、DBS_STATUS、DBS_UPDATE_USER、DBS_UPDATE_DATEの3つのフィールドは、楽観ロック制御のために設定しておくこと の3点が必要条件となります。 |
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9.6 | (排他制御タイプ) (悲観ロック解除QNO) |
V3.0.1.9 | 【V2】V2.1.*では排他制御タイプとして、悲観ロックには対応していませんでした。 V2.2.*では悲観ロックでデータを照会するときには、排他制御タイプに悲観ロックを設定し、更新タスクの後に、悲観ロックを解除するタスクとして、排他制御タイプに悲観ロック解除を設定したクエリー(照会)を実行する必要がありました。 【V3】悲観ロックでデータを照会するときには、排他制御タイプに悲観ロックを設定し、更新時のクエリー定義に悲観ロック解除QNOを設定することで悲観ロックの解除を自動的におこなうようにしました。 |
機能追加 | 排他制御タイプに悲観ロックを指定して照会をすると、サーバ側の取得したレコードについては、DBS_STATUSが3に設定され、他のユーザからは、参照は可能ですが、更新をおこなうことができなくなるようにしています。 なお、更新時のクエリー定義に、悲観ロック解除QNOを設定する必要があります。これは、100件のデータを照会し、更新はその中で10件だけおこなった場合でも、照会したデータ全てに対して、DBS_STATUSを1に戻す必要があるためです。 ※3時間以上経過しても悲観ロックが解除されていない場合には、デットロックを防止するために、サーバ側で悲観ロックを解除します。 |
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10 | 展開定義 (V2では データ展開定義) | |||||
10.1 | (DNO) | V3.0.1.9 | 【V2】データ展開定義という名称で、クエリー定義のQNOをキーにしてリンクされ、クエリー定義からExcelシートにデータを展開するときに利用していました。 【V3】展開定義という名称に変更し、QNOフィールドは廃止して、DNOフィールドを新たにキーとして追加し、タスク定義からリンクされるように変更しました。 したがって、タスク定義からクエリー定義を指定したときには、タスク定義にQNOとDNOを設定する必要があります。 |
仕様変更 | タスクタイプの410.コピー、411.クリア、412.セル保護、414.行列指定 でも展開定義を使用するようになりました。 | |
10.2 | (定義区分) | V3.0.1.9 | クエリー定義からのリンク時:クエリー定義 が表示されます。 タスク定義からリンク時:タスク定義 が表示されます。 |
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10.3 | (タイプ) | V3.0.1.9 | クエリー定義からのリンク時: クエリー定義に定義されたクエリータイプ が表示されます。 タスク定義からリンク時: タスク定義に定義されたタスクタイプ名 が表示されます。 |
クエリー定義からのリンク時: 照会、更新、指定更新、削除、SQL更新 タスク定義からリンク時: コピー、クリア、セル保護、行列指定 |
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10.4 | (タスク・展開属性) | V3.0.1.9 | クエリー定義からのリンク時: Query、データ、数式、値、全選択データ一括、全選択データ一括保持 が表示されます。 タスク定義からリンク時: タスク定義に定義されたタスクタイプに応じた、タスクタイプ属性 が表示されます。 |
クエリー定義からのリンク時、更新、指定更新 の時にはQueryが表示されます。 タスクタイプ属性とタスク・展開属性は必ずしも一致させる必要は無く、同一DNOの展開定義内では、異なった属性を定義することが可能です。 |
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10.5 | (セル指定属性) | V3.0.1.9 | 【V2】データ展開定義では、間接指定を指定することはできませんでした。 【V3】セル指定属性のフィールドが追加され、直接、間接、間接アドレス を指定することができるようになりました。 なお、「間接」や「間接アドレス」を指定していても、設定されている値がアドレスではなく値や文字列のときには、自動的に直接の値と判断します。(タスク定義の8.4と同様です) ・直接:定義内容をそのまま使用する。 ・間接:定義内容にはセルを指定し、そのセルに格納された内容(値)を使用する。 ・間接アドレス:定義内容にはセルを指定し、そのセルの中には再びセル(アドレス)を指定して、そのアドレスが示すセルに格納された内容(値)を使用する。 |
機能追加 | セル範囲の項目に 「C1」 を定義したときの例 【直接のとき】 データを展開するセルは 「C1」 となる 【間接のとき】 定義に「C1」設定し、セル「C1」の中の値が「F1」のとき データを展開するセルは 「F1」 となる 【間接アドレスのとき】 定義に「C1」設定し、セル「C1」の中は値が「F1」で、この「F1」のセルの値が「F5」のとき データを展開するセルは 「F5」 となる |
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10.6 | (自動計算方法) | V3.0.1.9 | 【V2】データ展開後に再計算を実行したいときには、展開後のタスクで自動計算を設定する必要がありました。 【V3】展開定義の行単位で、自動計算を設定できるようになり、必要な箇所だけ再計算を実行させることができるようになりました。 ※タスクタイプの自動計算では、ON、OFF、再計算実行 の三種類が指定できますが、展開定義では、再計算実行 のみ指定できます。 |
機能追加 | 【参考:タスクタイプ417.自動計算について】 ON:自動計算が自動になり、ONにした以降は、セルにデータが展開されるたびに再計算されるため、処理スピードが遅くなります。 OFF:自動計算が手動になり、手動にした以降は、再計算指示があるまでは再計算されないため、処理スピードが上がります。但し、数式の参照に影響するため注意が必要です。 再計算実行:指定されたときだけ、再計算をおこないます。 |
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10.7 | (先シート名) (先セル指定属性) (先セル範囲) (先シート保護有無) (先シート保護解除PW) |
V3.0.1.9 | タスク定義でタスクタイプ410.コピーが設定されたときに、コピー先の情報を定義する項目を指定します。 | 仕様変更 | V2で使用していた、タスク定義のコピー先設定項目は展開定義に移行しました。 | |
10.8 | (複数展開指定) (高さ列幅設定) (開始位置) (終了位置) |
V3.0.1.9 | タスク定義でタスクタイプ414.行列指定が設定されたときに、行列指定の情報を定義する項目を指定します。 | 仕様変更 | ||
11 | 開始終了定義 (V2では ブックオープン定義) | |||||
11.1 | (オープンクローズ) | V3.0.1.9 | 【V2】ブックオープン時に実行するタスクだけが指定できました。 【V3】開始終了処理として、プロジェクトオープン、ブックオープン、メニュークリック、ボタンクリック時の開始処理およびブッククローズ、プロジェクトクローズの終了処理を分類して、定義することができるようになりました。 ※設定例)例えば、夜22時以降に要求された処理は実行しないというような設定をおこないたいときには、開始処理の、プロジェクトオープン、ブックオープン、メニュークリック、ボタンクリックにサーバの時刻を調べ、夜22時を過ぎていれば、メッセージを表示して実行を中断するという共通のタスクを指定することで実現が可能になります。 |
機能追加 | プロジェクトオープン:プロジェクトが起動するときに最初に一度だけ実行します。 ブックオープン:ブックが開くときに実行します。 メニュークリック:メニューがクリックされたときに最初に実行します。 ボタンクリック:ボタンクリックされたときに最初に実行します。 ブッククローズ:ブックが閉じるときに実行します。 プロジェクトクローズ:プロジェクトが終了するときに、一度だけ実行します。 |
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(2) タスクタイプに関する変更点 | ||||||
No | 機能分類 | 対応 バージョン |
概要 | 変更分類 | 補足事項 | |
1 | 201.SQL | V3.0.1.9 | タスクタイプ属性で、照会、更新、指定更新、SQL更新、削除を指定するように変更になりました。 | 仕様変更 | V2で使用していた、206.更新、207.SQL更新、208.削除 は、V3からはタスクタイプから除外しました。 | |
2 | 201.SQL (更新、指定更新) |
V3.0.1.9 | 全フィールドの更新のほかに、指定したフィールドだけを更新することができるようになりました | 機能追加 | 更新、指定更新では、悲観ロックによる更新が可能になりました。 | |
3 | 202.入力画面 | V3.0.1.9 | ファイルダイアログを表示させることができるようになりました。 | 機能追加 | ||
4 | 202.入力画面 203.データ照会画面 204.検索付データ照会画面 317.条件判定分岐 318.メッセージ表示 406.印刷(直接印刷−連続印刷) 420.セル位置取得 421.範囲取得 |
V3.0.1.9 | 汎用パラメータで、タスクの実行前、タスクの実行後、タスクの実行前後で再計算をおこなうかどうかの指定ができるようになりました。 なお、406.印刷(直接印刷−連続印刷) では、連続印刷の繰返しのタイミングで、再計算を実行します。 |
機能追加 | V2では202.入力画面、203.データ照会画面、204.検索付データ照会画面のタスクの実行後は、入力値や採用値をExcel側にすぐに反映させるため再計算を常に行うようにしていましたが、V3からは、汎用パラメータで指定された再計算の指示に従うように変更しました。 | |
5 | New 203.データ照会画面 |
V3.0.8.0 | 「採用」ボタンの「採用」の文字が変更できるようになりました。 | 機能追加 | ||
6 | New 204.検索付データ照会画面 |
V3.0.4.2 | タスクタイプ属性に「A拡張」を追加し、検索条件で「前方一致」、「中間一致」、「後方一致」、「完全一致」が指定できるようになりました。 | 機能追加 | ||
V3.0.8.0 | @12個の検索条件をExcelシート上に展開することができるようになりました。 A「採用」ボタンの「採用」の文字が変更できるようになりました。 |
機能追加 | ||||
7 | New 301.起動モード |
V3.0.1.9 | ボタンエリアON/OFF、Excel最大化、定義メモリー格納の機能が追加されました。 | 機能追加 | ||
V3.0.1.13 | dbSheetClientの画面を最小化して、Excelだけの画面で運用することのできる、「Excel最大化」に、正式対応しました。 | 機能追加 | ||||
V3.0.4.2 | Ctrl+PageUp、Ctrl+Down のキーによるシート切り替えを抑制する機能を追加しました。 | 機能追加 | ※シート数が多いときには、メニューやボタンをクリックしたときのレスポンスが悪くなるので注意してください。 | |||
V3.0.8.0 | 以下のタスクタイプ属性を追加しました。 Iセッション継続時間:5分ごとにセッションを自動継続するため処理をおこなっていますが、この間隔を変更することができます。 J規定外パラメータ区切:レスポンスをあげるために、パラメータの規定の区切記号(^)以外を使用した場合には明示する仕様に変更しました。 K「採用」文字変更:データ照会画面、検索付データ照会画面の「採用」ボタンの表示を変更することができるようになりました。 |
機能追加 | ||||
8 | 303.終了処理 | V3.0.1.9 | タスクから終了を実行することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
9 | 304.ハイパータスク制御 (新設) |
V3.0.1.9 | Excelシート上に配置したハイパータスク実行ボタンからタスクを実行する際に、権限設定などをおこなうことができます。 | 機能追加 | ||
10 | 310.メインボタン表示 | V3.0.1.9 | タスクタイプ属性に、「隠す」を追加し、メインボタン自体を完全に隠して、サブボタンだけを表示することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
11 | New ループ処理 (新設) |
V3.0.20.1 | V3.0.19.0以前: ループ処理はタスクタイプ317.条件判定分岐や320.サブタスク実行を組み合わせて実現する必要がありました。 V3.0.20.1以降: タスクタイプに315.ループ処理を追加し、ループ処理の設定を簡単におこなえるようになりました。 |
機能追加 | ||
12 | 322.ファイルアップロード | V3.0.1.9 | ダイアログで選択したファイルをアップロードする際に、ファイル名をExcelシート上にセットすることができるようになりました。 | 機能追加 | ||
13 | 330.画像PDF表示 | V3.0.1.9 | URLを指定したときに、表示ブラウザとして、InternetExplorerなど外部のブラウザにも表示させることができるようになりました。 | 機能追加 | ||
14 | 340.ファイル選択ダイアログ (新設) |
※V3.0.1.14 | ファイル選択ダイアログを表示して、選択したファイルのパスをExcelシート上の指定のセルに展開することができます。 | 機能追加 | ||
15 | 341.サーバフォルダ削除 (新設) |
※V3.0.1.19 | DBSサーバやネットワーク上のフォルダを削除したり、ファイルを削除することができます。 ※フォルダの指定は、C:・・・、D:・・・ のパスで指定します。 |
機能追加 | ||
16 | 407.ブック制御 (新設) |
V3.0.1.9 | Excelエリアに最大6個まで複数のシートを表示したり、複数のブックを開くことができるようになりました。 | 機能追加 | ||
※V3.0.1.16 | 2つ目の複数シートを表示する際に、ウィンドウの横幅の比率を変更することができるようになりました。 | 機能追加 | ||||
17 | 401.直接展開 410.コピー 411.クリア 412.セル保護 414.行列指定 415.行表示 416.列表示 |
V3.0.1.9 | V2ではExcelシートへのデータ展開先、コピー先、クリアやセル保護の対象セル、行列の指定などについてはタスク定義で定義していましたが、V3からは展開定義で定義するように変更し、タスク定義からはDNOで参照リンクするように変更しました。(→(1)8.2を参照) また、展開定義では自動計算を定義行ごとに指定することができます。(→(1)10.6を参照) |
仕様変更 | V2では401.直接展開のタスクの実行後は、展開した値や数式をExcel側にすぐに反映させるため再計算を常におこなうようにしていましたが、V3からは、展開定義の自動計算方法で指定された再計算の指示に従うように変更しました。 V3からは同一DNOの展開定義内では、複数の行を定義することができるため、1つのタスク定義で、複数の範囲の処理を行うことができるようになりました。 |
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18 | 413.シート保護 | V3.0.1.9 | V2では1つのシートだけのシート保護しかできませんでしたが、V3では汎用パラメータを使用して、最大7つのシートのシート保護をおこなうことができるようになりました。 | 仕様変更 | ||
19 | New 422.図の挿入 |
V3.0.8.0 | タスクタイプ属性に以下の内容を追加しました。 @ピクセル指定: 図のサイズをピクセルで指定(V2の仕様) Aミリ指定: 図のサイズをミリで指定(小数点入力が可能) Bセルサイズ: 図のサイズをセルのサイズに合わせる |
機能追加 | ||
20 | 424.行列挿入 (新設) |
V3.0.1.9 | 行列の挿入ができるようになりました。 | 機能追加 | ||
21 | 425.チェックボックス設定 (新設) |
V3.0.1.9 | 指定したセルに、チェックボックスを自動描画することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
※V3.0.1.16 | タスクタイプ属性A削除 で 個別に削除できるようになりました。 | 機能追加 | ||||
22 | 426.ハイパータスク実行設定 (新設) |
V3.0.1.9 | Excelシート上の指定したセルに、オートシェイプを利用したボタンを自動配置し、そのボタンからタスクを実行することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
※V3.0.1.16 | タスクタイプ属性Aセルのリンク削除 と C実行ボタン削除 で 個別に削除ができるようになりました。 | 機能追加 | ||||
23 | 430.Excelコマンド | ※V3.0.1.16 | タスクタイプ属性に、 16.ツール_枠線表示 17.ツール_枠線非表示 18.ツール_水平スクロールバー表示 19.ツール_水平スクロールバー非表示 20.ツール_垂直スクロールバー表示 21.ツール_垂直スクロールバー非表示 22.ツール_Lotusキー操作ON 23.ツール_Lotusキー操作OFF 33.「編集_検索」 (V3.0.3.0以降) 34.「ツール_入力後のセル移動方向」 (V3.0.3.0以降) を追加しました。 |
機能追加 | ||
24 | 501.外部アプリ起動 (新設) |
V3.0.1.9 | クライアントとサーバの両方にあるEXEを起動することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
25 | 502.クリップボード操作 (新設) |
V3.0.1.9 | 指定したセルの内容をクリップボードにコピーしたり、指定したセルにクリップボードの内容を貼り付け足りすることができるようになりました。外部アプリ起動を利用することにより、外部アプリ間とのデータのやり取りをクリップボード経由で簡易的に行うことができます。 | 機能追加 | ||
26 | 503.マクロ起動 (新設) |
V3.0.1.9 | 開いているシートに組み込まれたマクロ(サブルーチン)を起動することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
27 | 601.データ保守実行 (新設) |
V3.0.1.9 | 開発版のデータ保守定義で、ウィザード形式で簡単なデータ保守のためのASPX を作成することができ、そのASPXをタスクから呼び出すことができるようになりました。 | 機能追加 | ||
(3) ログインに関する変更点 | ||||||
No | 機能分類 | 対応 バージョン |
概要 | 変更分類 | 補足事項 | |
1 | 環境設定 | V3.0.1.9 | 環境設定画面に、マルチプロジェクト管理画面を追加しました。 | 機能追加 | ||
2 | 環境設定 | V3.0.1.9 | 環境設定画面の、端末情報登録画面で、複数のサーバへの接続が可能になりました。(開発版のみ設定可能) | 機能追加 | ||
3 | 環境設定 | ※V3.0.1.16 | 環境設定画面の、カスタマイズ画面で、開発権限でログインしたときに、システム環境フォルダを変更することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
4 | 自動起動 | V3.0.1.9 | クリックワンス起動のアドレスや、dbSheetClientの起動時のコマンドラインにパラメータを設定してdbSheetClientへの自動ログイン、プロジェクトの自動起動ができるようになりました。 | 機能追加 | ||
5 | マルチプロジェクト | V3.0.1.9 | サーバ版がマルチプロジェクト対応モード(オプション)の時には、複数のプロジェクトを同時に起動することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
(4) 実行画面に関する変更点 | ||||||
No | 機能分類 | 対応 バージョン |
概要 | 変更分類 | 補足事項 | |
1 | ツールバー | V3.0.1.9 | 環境設定画面を表示させることができるようになりました。 | 仕様変更 | ||
2 | ツールバー | V3.0.1.9 | ボタンエリアのON/OFFができるようになりました。 | 機能追加 | ||
3 | 画面状態 | V3.0.1.9 | 起動モードでExcel最大化を指定すると、dbSheetClientの実行画面を隠して、Excelだけの表示で実行版を動かすことができるようになりました。 | 機能追加 | ||
4 | ボタン | V3.0.1.9 | 【V2】サブボタンは下側右半分に10個しか表示できませんでした。 【V3】サブボタンを上側と下側の両方に右半分で表示したり、メインボタンを隠して、上側、下側の全てに表示させることができるようになりました。 |
仕様変更 機能追加 |
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(5) 開発画面に関する変更点 | ||||||
No | 機能分類 | 対応 バージョン |
概要 | 変更分類 | 補足事項 | |
1 | スーパバイザ権限 (SETUPUSER) |
V3.0.1.9 | サーバ版に開発版のライセンスが無くても、スーパバイザ権限(サーバ版のSETUPUSER権限)で開発版にログインすると、開発版の全ての機能が利用できるようになりました。 | 機能追加 | ||
2 | 開発メイン操作画面 | V3.0.1.9 | 終了ボタンを、他の画面にレイアウトを合わせて左に変更しまた。 | 仕様変更 | ||
3 | データ保守定義 | V3.0.1.9 | メイン操作画面に、データ保守機能を追加しました。 | 機能追加 | ||
4 | アップロード | V3.0.1.9 | プロジェクトアップロード後に、自動的にサーバから最新プロジェクト情報をダウンロードして、開発フォルダにコピーするように変更しました。 | 機能追加 | ||
5 | 定義情報 | V3.0.1.9 | 実行フォルダ内との開発フォルダ内の定義情報の定義アップVerとアップロード日時が異なるときには、背景色をオレンジ色に変更し、バージョンの違いがすぐに分かるようにしました。 | 仕様変更 | ||
6 | 定義編集 | V3.0.1.9 | 定義編集のタスク定義画面では、「縦型」表示ボタンをクリックすると、タスクタイプに応じて、定義に必要な項目だけが表示されるようになりました。 | 機能追加 | ||
7 | エラーチェック | V3.0.1.9 | エラーチェック方式として完全チェックとクイックチェックを選択できるようにし、変更箇所が少ないときのチェック時間を短縮できるようにしました。 | 機能追加 | ||
8 | 有効無効ボタン | V3.0.1.9 | 【V2】タスク定義のときだけ「コメント化」ボタンで有効無効を設定することができていました。 【V3】「有効無効」ボタンに名称を変更し、全ての定義で利用できるようにしました。 |
仕様変更 機能追加 |
||
9 | デバッグ実行 | V3.0.1.9 | 編集画面からデバッグ実行を起動ができるようにしました。 | 機能追加 | ||
10 | エラーメッセージ画面表示 | V3.0.1.9 | HELPのメニューから、デバッグ用メッセージ画面、SQLテスト実行画面、データ保守定義画面を直接表示させることができるようにしました。 | 機能追加 | デバッグ時に発生したSQL文のエラーを定義編集画面で検証することができます。 | |
(6) サーバ版に関する変更点 | ||||||
No | 機能分類 | 対応 バージョン |
概要 | 変更分類 | 補足事項 | |
1 | 導入設定 | V3.0.1.9 | ライセンス提供方法が変わり、弊社サーバに接続しないでもサーバのライセンス設定が可能になりました。 | 仕様変更 | ||
2 | 導入設定 | V3.0.1.9 | 本番サーバ、開発サーバを指定することができるようになりました | 機能追加 | ||
3 | ユーザ登録 | V3.0.1.9 | 導入設定で、スーパバイザ権限のユーザを登録すると、ユーザ登録画面に表示されるようになりました。 | 仕様変更 | ||
4 | ユーザ登録 | V3.0.1.9 | 各種検索機能を追加しました。 | 機能追加 | ||
5 | グループ登録 | V3.0.1.9 | 親グループが設定できるようになり、ツリー型で表示させることができるようになりました。 | 機能追加 | ||
6 | ||||||
(7) 処理ロジックなどその他の変更点 | ||||||
No | 機能分類 | 対応 バージョン |
概要 | 変更分類 | 補足事項 | |
1 | 開始終了処理 | V3.0.1.9 | 開始終了処理として、プロジェクトオープン、ブックオープン、メニュークリック、ボタンクリック時の開始処理およびブッククローズ、プロジェクトクローズの終了処理をタスクで定義することができるようになりました。 | 機能追加 | ||
2 | ブックの ダウンロード |
V3.0.1.9 | メニューでブックをダウンロードする際に、公開されていないフォルダからダウンロードとした時には、ローカルPCのcacheフォルダに保存して、サーバのブックが更新されるまでは、cacheからロードするように変更し、起動時間を短縮しました。 | 機能追加 | ||
3 | 照会 データ照会 検索付データ照会 |
V3.0.1.9 | 【V2】201.SQLの照会や203.データ照会、204.検索付データ照会のときに、データを展開する直前に、展開先の範囲(展開範囲定義名が付けられる範囲)のデータを常にクリアしていました。 【V3】展開定義の「データタイプ」の「5.全選択データ一括」が指定されたときには、従来どおりクリアしますが、「6.全選択データ一括保持」が指定されたときには、クリアしないで保持したままにする機能を追加しました。 |
機能追加 | ||
4 | 更新処理 | V3.0.1.9 | 大量のデータを更新するときに、フィールド名がテーブル内のフィールドと一致したときには、高速で更新するように改良しました。(弊社環境:2000件のデータ更新にかかる時間:5秒程度) ※制限事項:データの展開方向が列方向の時には、高速処理が使えないため、時間を要します。 また、指定したフィールドだけでも更新処理ができるように、「指定更新」の処理を設けました。が可能になりました |
機能追加 | ||
5 | 更新処理 | V3.0.1.9 | データ照会時にレコードにロックを掛けて、他のユーザの更新処理を制限する、悲観ロックの制御が可能になりました。 | 機能追加 | ||
6 | メモリー管理 | V3.0.1.9 | 起動時とメニュークリック、ボタンクリック時にその時点での物理メモリー(KB)と利用可能メモリー(KB)をdbS_パラメータシートに記入するようにしました。メモリーの値は、タスクマネージャのパフォーマンス(物理メモリ)に表示される数値です。 | 機能追加 | 使用中のPC環境の物理メモリーと利用可能メモリーの状態をチェックして、タスク実行の制御を行うことができます。 | |
7 | 定義メモリー格納 | V3.0.1.9 | タスクタイプ301.起動モードでボタン定義、タスク定義、クエリー定義、展開定義をメモリに格納して実行することができるようになりました。 | 機能追加 | 定義をメモリーに格納するためには、定義情報が多いときには、数秒〜10秒程度要することがあります。 ただし、メモリーに一旦格納するとローカルのハードディスクへのアクセスがほとんどなくなり、実行画面内でのレスポンスが改善されます。 |
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8 | シート保護 | V3.0.1.9 | 複数のタスクでシートの保護解除、保護が繰り返される場合に処理スピードにも影響していましたが、保護解除、保護のロジックを変更し、スピードの改善を図りました。 | 性能改善 | 保護解除が指定されているときには、保護が設定されているときにはその時点で保護解除をおこない、保護の再設定は、一連の他タスクが全て完了した時点で、最後にまとめておこなうようにしています。 | |
9 | エラー処理 | V3.0.1.9 | 【V2】ユーザ側でエラーメッセージを指定していても、システムに関連するエラーが発生したときにはシステムエラーが表示されていました。 【V3】ユーザ側でエラーメッセージを指定していた場合には、システムに関連するエラーが発生してもシステムエラーは表示しないように変更しました。 なお、開発版のデバッグ実行時に表示するエラーメッセージ画面にはシステムエラーの内容も表示されます。 |
仕様変更 | ||
10 | キャンセル処理 | V3.0.1.9 | 【V2】キャンセルされたときには、タスクはその時点で終了するようになっていました。 【V3】キャンセル発生時の処理指定 と キャンセル処理TASKNO が追加され、キャンセル時の制御ができるようになりました。 |
仕様変更 機能追加 |
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11 | 開始メッセージ | ※V3.0.1.14 | 【V3】開始メッセージで「いいえ」が選択されたときには、そのタスクを実行しないで、「キャンセル」された扱いにし、キャンセル処理を実行するように変更しました。 | 仕様変更 機能追加 |
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12 | 自動計算処理 | V3.0.1.9 | 【V2】自動計算(再計算)の例外タスクタイプとして、202.入力画面、203.データ照会画面、204.検索付データ照会画面、401.直接展開、406.印刷(連続印刷) については、入力や採用結果をすぐに反映させるために再計算をおこなっていました。他のタスクタイプでは自動計算は一連のタスクの途中では自動計算を停止して、一連のタスクの最後に一度だけ再計算をおこないます。(V2用開発版操作マニュアル第2部 1.2.2. Excelにデータを展開するときの処理速度について を参照) 【V3】自動計算(再計算) の例外をなくし、202.入力画面、203.データ照会画面、204.検索付データ照会画面では汎用パラメータで、401.直接展開では展開定義の自動計算方法でタスク実行後に再計算を行うかどうかを設定するように変更しました。 |
仕様変更 機能追加 |
汎用パラメータで再計算を指定できるタスクタイプは、202.入力画面、203.データ照会画面、204.検索付データ照会画面、317.条件判定分岐、318.メッセージ表示、420.セル位置取得、421.範囲取得 でタスクの実行前、実行後、実行前後の再計算を指定できます。 展開定義で再計算を指定できるタスクタイプは201.SQL、203.データ照会画面、204.検索付データ照会画面、401.直接展開、410.コピー、411.クリア、412.セル保護、414.行列指定、415.行表示、416.列表示、で展開定義の定義行単位で、展開直後に再計算を指定できます。 |
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13 | 実行画面のExcelのズーム | V3.0.1.9 | 【V2】実行画面のズームを変更したときに、例えば120%に変更すると、他の全てのシートについても、シートが表示されたときには120%で表示していました。 【V3】実行画面のズームの値は、そのシートのズーム値を表示し、ズームを変更したときに、表示されているシートに対してだけ、そのズーム値を適用するようにしました。 |
仕様変更 | V3からは開発者がExcelブックの各シートに設定したズーム値でシートが開けるようになります。 | |
14 | システム環境フォルダ | ※V3.0.1.16 | 【V2】CD版の実行版や、開発版では、システム環境フォルダは、システムのインストールフォルダに自動生成されるようになっていました。 【V3】ログイン画面の「環境設定画面」で、システム環境フォルダを変更することができるようになりました。CD版の実行版では、メタフレームやターミナルサービスでの運用対応のため、システム環境フォルダにはログインアカント名を付けて、ログインアカント別に作成されます。 また、開発版でもシステム環境フォルダを変更することができますが、ユーザアカウント別には作成されません。VISTAでの運用や、Cドライブに制限があるときなどに変更してください。 |
仕様変更 | デフォルト時にはシステム環境フォルダは以下のフォルダに自動作成されます。 @CD版の実行版: C:\dbSheetClient\Runtime\bin A開発版: C:\dbSheetClient\Develop Bクリックワンス対応の実行版: クリックワンス管理下のフォルダに自動作成されます。 1)Windows2000,XPのとき(**はユーザアカウント名) C:\Documents and Settings\**\Local Settings\Apps\2.0 ※システム環境フォルダを変更した後には、上記のデフォルト時のフォルダは削除することができます。 |
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15 | セッションの接続チェック | V3.0.8.0 | dbSheetClientでは、標準では5分ごとにサーバに対してセッション継続要求を出しています。(V2,V3共通仕様) これは、dbSheetClientのメニューやボタンが操作された時にはサーバに対してセッションチェックをおこなうためセッションが継続されますが、Excel側だけの編集作業を長時間おこなっているときには、セッションが切断される可能性があるため、5分ごとに自動的にセッション継続処理をおこなっています。 V3.0.8.0から、「301.起動モード」で、この5分ごとの間隔を、10分や60分に変更することができます。なお、サーバ側のIISの設定では標準ではセッションの有効時間(タイムアウト)は20分ですが、IISの設定や、Web.configで変更することができます。 |
機能追加 | ||
16 | 「dbS_パラメータ」シートに設定する、パラメータ変数の区切文字 の制限 | V3.0.8.0 | 「dbS_パラメータ」シートに設定したパラメータ変数については、SQL文にパラメータ値を渡すことができますが、パラメータ変数には規定では ^パラメータ変数^ のように規定の記号 ^ で囲むことを推奨しています。 パラメータ変数を使用しているかどうかの判定処理には時間がかかるため、V3.0.8.0以降は、処理スピードを上げるために、SQL文に ^ が使用されていないときには、パラメータ変換処理をおこなわないように仕様変更しました。 そのため、パラメータ変数に ^ を使用しなかったり、別の文字でパラメータ変数を定義した場合には、301.起動モードの「規定外パラメータ区切」を「使用する」に設定しておく必要があります。 レスポンスをあげるためには、できるだけ、規定の記号を使用してください。 |
仕様変更 機能追加 |
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17 | 「エラータスク実行」「キャンセルタスク実行」時のタスク処理 | V3.0.10.1 | V3.0.10.0以前: エラータスク、キャンセルタスクが実行したのち、それ以降のタスクをそのまま継続して実行していました。 V3.0.10.1以降: エラータスク、キャンセルタスクが実行されたときには、そのタスクが終了した時点で処理を中断するように変更しました。 そのため、従来どおり、全てのタスクを処理することができるために、下記の機能を追加しました。 1.「エラータスク実行継続」:エラータスクを実行後に、継続して処理を実行します。 2.「キャンセルタスク実行継続」:キャンセルタスク実行後に、継続して処理を実行します。 |
仕様変更 機能追加 |
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18 | 422.図の挿入の汎用8.「クリア」、423.図のクリア、425.チェックボックス設定、426.ハイパータスク実行 のオブジェクトのクリア(削除)処理 | V3.0.13.2 | V3.0.13.1以前: 422.図の挿入の汎用8.「クリア」、423.図のクリア、425.チェックボックス設定、426.ハイパータスク実行 のオブジェクトのクリア(削除)については、従来は「ALL」を指定すると、起動後に作成したオブジェクトが全てクリアされていました。 V3.0.13.2以降: シート名が設定されているときには、「ALL」「個別」ともに、そのシート内のオブジェクトのみをクリアするように仕様変更しました。※なお、従来どおり、全てのオブジェクトをクリアしたいときには、シート名を省略することで実現することができます。 |
仕様変更 | ||
19 | 更新処理時のメッセージ | V3.0.13.2 | V3.0.13.1以前: 更新処理時に、更新件数が 0件 の時に、0件だったことをメッセージで表示していました。 V3.0.13.2以降: 0件 の時に表示していたメッセージは表示しないように変更しました。 |
仕様変更 | ||
20 | 印刷処理 | V3.0.13.2 | V3.0.13.1以前: 連続印刷時に印刷の停止や中止ができませんでした。 V3.0.13.2以降: 連続印刷時に印刷制御画面を表示し、印刷の停止、再開、中止が実行できるようになりました。 |
機能追加 | ||
21 | 権限レベル | V3.0.13.2 | V3.0.13.1以前: 権限レベルは、100,200,300 のように設定していましたが、定義編集で数値化されてしまうことがありました。 V3.0.13.2以降: 権限レベルの設定時に、Lev:100,200,300のように、先頭にLev:を自動的に付けるようにしました。 |
仕様変更 | V3.0.13.1以前 のバージョンで数値化されてしまう場合には、100-100,200,300 のように、いずれかの番号を - で指定することにより、数値化を防ぐことができます。 | |
22 | 入力画面 | V3.0.16.0 | V3.0.16.0以前: タスクタイプ 202.入力画面 のタスク定義の「シート名」に指定したシートを表示しておらず、直前のシートを表示していました。 V3.0.16.0以降: タスクタイプ 202.入力画面 のタスク定義の「シート名」に指定したシートを表示するように変更しました。 |
仕様変更 | ||
23 | ループ処理 | V3.0.20.1 | V3.0.19.0以前: ループ処理はタスクタイプ317.条件判定分岐や320.サブタスク実行を組み合わせて実現する必要がありました。 V3.0.20.1以降: タスクタイプに315.ループ処理を追加し、ループ処理の設定を簡単におこなえるようになりました。 |
機能追加 | ||