【2】 (3)更新処理時のデータ型とセル書式設定の注意事項 | ||||||||||||||||
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@DB側のデータタイプとExcelシート上のセル書式設定に関する注意点 | ||||||||||||||||
AExcel上に入力したデータの変化と、DBの更新結果 | ||||||||||||||||
1)標準での更新時 (Null値での更新ができない) | ||||||||||||||||
2)Null値更新時 (Null値での更新が可能) | ||||||||||||||||
@ DB側のデータタイプとExcelシート上のセル書式設定に関する注意点 | ||||||||||||||||
DB側では文字型、数値型、日付型、時間型などのデータタイプが設定でき、DB側のデータタイプに応じて、データのREAD/WRITEがおこなわれますが、Exce側では、セルに設定した書式をもとにデータタイプが判断されます。しかしながら、セルの書式を設定しないで、標準のままにしているときや、=数式 で他のセルを参照しているときなどには、以下のようにデータタイプが自動的に判定されて、データタイプが変化するので注意が必要です。 @単一セルの場合: 入力されているデータが数字の場合には数字、文字の場合には文字として判定される。 A複数行にわたる連続したセル(列方向)の場合: 入力されているデータの過半数が数字の場合には数字、過半数が文字の場合には文字と判定される B=数式で参照したときに標準設定のセルに表示される参照値: 1)参照した値が数字の場合:数字 2)参照した値が文字列書式のセルに入力されている数字:文字型の数字 3)参照した値が文字:文字 4)参照した値が日付:数値(1900/1/1からの日数) このようなExcelが自動的に処理するデータタイプの判定から、データ更新時に、DB側のデータとExcelシート上のデータのデータタイプのミスマッチによる更新エラーが発生することがあります。 以下に、Excelシート上に入力されたデータが、「@標準での更新」 と 「ANull指定更新」 のそれぞれの場合で、1)セル書式の設定の違いによってどのように変化するか、2)Excelのデータを、DB側に更新データとして送った場合にDB側ではデータタイプの違いによってどのようにデータが更新されるか、3)Excel上のデータでDBを更新したときにデータの値が変化する場合、について記載していますので参考にしてください。 |
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A Excel上に入力したデータの変化と、DBの更新結果 | ||||||||||||||||
1)標準での更新時 (Null値での更新ができない) | ||||||||||||||||
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2)Null値更新時 (Null値での更新が可能) | ||||||||||||||||
Null値更新時の仕様 | ||||||||||||||||
※1:セルの値が "null" の時には、Null値 で更新されます。 | ||||||||||||||||
※2:DBの型が数字のときに、文字を登録したときには、Null値 で更新されます。 | ||||||||||||||||
※3:DBの型が日付のときに、文字を登録したときには、Null値 で更新されます。 | ||||||||||||||||
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