(5)制限事項&既知の不具合事項 | トップページ | |||||
(1) 制限事項 | → 既知の不具合事項 | → トラブルシューティング | ||||
No | 機能分類 | 該当バージョン | 制限事項 | 暫定対応 & 補足事項 | 修正済 対応バージョン |
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1 | システム全般 | |||||
1.1 | ActiveDirectory対応 | V3.0.1.9〜 | サーバ版V3.0.1のシステムではActiveDirectoryにはまだ対応していません。 ActiveDirectoryに対応しているサーバ版はバージョンはV2.1.5のみとなっています。 ActiveDirectoryの管理下でご利用を予定している場合には、お客様のネットワーク環境や運用形態の調査のうえ、カスタマイズ等が必要になりますので、事前にお問い合わせください。 |
【サーバ版】V2.1.5 ActiveDirectory対応では、ActiveDirectory管理下のグループとユーザをdbSheetClientのリソースとして取込ことができ、ActiveDirectoryにログイン済みのユーザについては、dbSheetClientのログイン画面からのログイン・ユーザ認証を省略することができます。 |
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1.2 | ORACLE の対応 | V3.0.3.0以降 | V3.0.3.0より、正式にORACLE対応しました。 ただし、VISTAでは、ローカル経由でのORACLE接続は対応していません。VISTAの場合には、必ずWEBサーバ経由で接続する必要があります。 XPからローカル経由でのORACLE接続は可能です。 |
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1.3 | Excel2003 の初期バージョン使用時の注意 | 全バージョン | Excel2003 のサービスパックの当たっていない、初期バージョンを使用しているときに、タスクタイプ410.コピーを実行したときにエラーが発生するケースがあります。 | Excel2003
SP2 または、SP3 をなるべくご利用ください。 2009年2月現在では、マイクロソフト社よりSP3がリリースされています。 |
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1.4 | Excelの制限事項 | 全バージョン | 1つのセルに入力できる文字数は最大32767文字ですが、表示および印刷可能な文字数は1024文字です。 | http://support.microsoft.com/kb/211580/ja | ||
2 | 実行版 | |||||
2.1 | データ更新 | V3.0.1.* 迄 | データベースのNULL値の取り扱いはできません。 NULL値のデータで更新しようとすると、エラーになります。 |
V3.0.2.0より対応しました。(2008年9月3日リリース) ※サーバ版も、V3.0.2.0以降に変更する必要があります。 |
V3.0.2.0 | |
2.2 | データ照会と更新のデータサイズについて | 全バージョン | タスクタイプ201.SQLや203.データ照会、204.検索付データ照会 では一回の実行で照会や更新できるデータサイズの上限値は2GBです。 2GBを超えるとエラーになります。 |
201.SQL | ||
2.3 | タスクタイプ 410.コピー | V3.0.1.* 迄 | Excel2000の環境での実行時には、タスクタイプ属性の、 D入力規則 Eコメント F罫線を除くすべて G列幅 H数式と数値の書式 I値と数値の書式 J書式・コメント・入力規則・列幅 は使用することができません。 | V3.0.2.0より、D入力規則 Eコメント F罫線を除くすべて G列幅 J書式・コメント・入力規則・列幅 は使用できるようになりました。 H数式と数値の書式 I値と数値の書式 については使用することができません。(2008年9月3日リリース) |
V3.0.2.0 | |
2.4 | 「DBSサーバ」へのファイルのアップロード時のファイルサイズ | 全バージョン | 「DBSサーバ」にアップロードできるファイルのサイズの上限は、Web.configで指定されたサイズまでです。 初期値としては16MBに設定していますので、それ以上のサイズが必要なときには、Web.Configを直接変更する必要があります。 |
322.ファイルアップロード | ||
2.5 | 「DBSサーバ」へのアクセス権限 | 全バージョン | dbSheetClientでは「NT
AUTHORITY\NETWORK
SERVICE」の権限でWebサービス経由で「DBSサーバ」内のファイルを上書きアップロードしたり、フォルダやファイルを削除しているため、ファイルやフォルダには「NT
AUTHORITY\NETWORK SERVICE」でアクセスできる権限が設定されている必要があります。 したがって、dbSheetClientからタスクを利用してアップロードしたファイルは削除が可能ですが、「DBSサーバ」内で手動でコピーしたフォルダやファイルは削除できない場合ありますので注意してください。 |
322.ファイルアップロード 341.サーバフォルダ削除 で制限が発生します。 |
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2.6 | Excel2000の制限 | 全バージョン | Excel2000で使用する際には以下の制限が発生します。 1)タスクタイプ410.コピーで、タスクタイプ属性のH数式と数値の書式 I値と数値の書式は使用することができません。 2)大きなサイズの図を読み込む際にエラーになることがあります。 |
→1)他のタスクタイプ属性を利用してください。 →2)Excel2000で表示できるサイズの図に変更してください。 |
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2.7 | グラフシートの扱い | 全バージョン | dbSheetClientでは、グラフシート(チャートシート)の制御はできません。Excelにグラフを作成する際に、ワークシート上に作成してください。 | |||
2.8 | ユーザ定義の書式コピー | 全バージョン | セルの書式が「ユーザ定義」で設定されているシートを、シートコピーでコピーした場合や、セルの範囲を、メインブック⇔参照ブック間でブックの違う場所にコピーした場合には、ユーザ定義の情報が引き継がれないことがあります。 以下のタスクタイプで同様の現象が発生します。 404.保存 (シート指定での保存) 409.シートコピー 410.コピー(ブック間でのコピーのみ) |
http://support.microsoft.com/kb/956331/ja Excelで手動でシートコピーや範囲コピーした場合にはユーザ定義で設定された書式も問題なくコピーされますが、dbSheetClientではVBAの機能を利用しているため、マイクロソフト社の上記サポートページに記載されているように、正しく引き継がれないケースが発生します。 |
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New 2.9 |
Excel2000の制限 | 全バージョン | Excel2000 の環境で、参照用ブックを表示したときに、参照用ブックやメインブックのウィンドウの ×(閉じる)をクリックすると、警告が表示された後に、「ブックが閉じてしまう現象」が見つかっています。 Excel2003、Excel2007では、正常に動作しており、警告が表示された後、「閉じる」の操作はキャンセルされます。 |
Excel2000 を利用する場合には、参照用ブックやメインブックを閉じないように、メッセージを表示したり、プロジェクトに影響がないようにエラー判定処理などを利用して、エラー処理をおこなってください。 ※ユーザがどのExcelを利用しているかは、dbS_パラメータシートに Excelバージョンをセットしていますので、このパラメータを利用してください。 |
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New 2.10 |
Excel2007の制限 | 全バージョン | Excel2003 でマクロを組み込んだシートを、Excel2007で利用し、404.保存 でブックを保存するときには、拡張子が.xlsx では、マクロを保存することができません。 | Excel2007 でマクロを利用したいときには、拡張子が.xlsm のマクロ有効ブックで保存しておく必要があります。 | ||
3 | 開発版 | |||||
3.1 | DB自動作成 | V3.0.1.9〜 | Excel2007形式で保存されたブックでDB自動作成をおこなうことはできません。 Excel2003形式で保存するとDB自動作成をおこなうことができます。 |
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3.2 | 「DBSサーバ」へのアクセス権限 | 全バージョン | dbSheetClientでは「NT
AUTHORITY\NETWORK
SERVICE」の権限でWebサービス経由で「DBSサーバ」内のファイルを上書きアップロードしたり、フォルダやファイルを削除しているため、ファイルやフォルダには「NT
AUTHORITY\NETWORK SERVICE」でアクセスできる権限が設定されている必要があります。 したがって、dbSheetClientからタスクを利用してアップロードしたファイルは削除が可能ですが、「DBSサーバ」内で手動でコピーしたフォルダやファイルは削除できない場合ありますので注意してください。 |
開発メイン操作画面の「Excelアップロード」機能 で制限が発生します。 |
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3.3 | 「データ保守定義」の制限 | 全バージョン | データ保守の対象テーブルを指定する際、 フィールド名に全角カッコ"("が使われているテーブルはデータ保守定義における「ライン型」の対象外となります。 例)データベース"dbs_addressBook"の中のテーブル「住所録」に、全角カッコ"("が フィールド名として、名前(姓) や 名前(名) のように使用されている場合などが該当します。 |
ライン型でデータ保守を定義する場合は、 これらのフィールド名から全角カッコをはずして、テーブルを再定義する必要があります。 カード型で定義する場合には、制限はありません。 |
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New 3.4 |
Excel2007を開発版で利用するときの制限 | 全バージョン | Excel2007環境で開発版を使用して、マクロ有効ブックを利用したときに、更新処理時に、「次の機能はマクロなしのブックに保存できません。」という警告メッセージが表示される現象が発生します。これは、現在提供中の開発版は、Excel2007に関するコンポーネントが入っていないため起こる現象のため、Excel2007専用の開発版を後日ご提供する予定です。Excel2007用実行版では、本問題は発生しません。 | |||
(2) 既知の不具合事項 | トップページ | |||||
No | 機能分類 | 該当バージョン | 制限事項 | 暫定対応 & 補足事項 | 更新年月日 | |
1 | システム全般 | |||||
1.1 | ||||||
1.2 | ||||||
2 | 実行版 | |||||
2.1 | キャンセルタスク実行後 →中断 エラータスク実行後 →中断 |
V4.0.0.0 | キャンセルタスク実行後や、エラータスク実行後に「中断」させたいときに、キャンセルタスクやエラータスクとして実行するタスクに、複数の処理が定義されているにもかかわらず、先頭のタスクしか実行されないケースがあります。 | キャンセルタスクやエラータスクで実行するタスクの先頭のタスクの定義で、「キャンセル発生時の処理指定」、「エラー発生時の処理指定」に「継続」を設定することで、複数の処理が最後まで実行されるようになります。 | ||
2.2 | ||||||
3 | 開発版 | |||||
3.1 | ||||||
3.2 | ||||||
(3) トラブルシューティング | トップページ | |||||
No | 機能分類 | 該当バージョン | 現象 | 原因 & 対応方法 | 更新年月日 | |
1 | システム全般 | |||||
1.1 | インストール時のエラー | 全バージョン | クリックワンスの実行版をインストールしようとするとエラーになり、インストールすることができない。 | 【原因】 @ブラウザはIE6.0以上のみ対応しています。マイクロソフト社以外のブラウザでは正常にインストールすることはできません。 Aお使いのPCのセキュリティソフトで制限されてたり、セキュリティポリシーの関係で正常にインストールできないことがあります。解決できない場合には弊社までお問い合わせください。 【対応方法】 .NetFramework2.0 を個別にインストールするとインストールできるようになることがあります。 |
2008.11.13 | |
1.2 | ログイン時のエラー | 全バージョン | PCを起動直後に、dbSheetClientを起動すると、サーバ接続チェック画面が表示されたままダンマリになる。 | 【原因】 DBSサーバの確認に時間がかかっているためです。 【対応方法】 ダンマリになったままのときには、タスクマネージャから強制終了して、再起動するとすぐに接続できることがあります。 |
2008.11.13 | |
1.3 | ログイン時のエラー | 全バージョン | Windowsのアップデート後などに、ログイン画面で、「dbSheetClient用 システム管理ファイルが正常に取得できませんでした。・・・'System.EnterpriseServices.Wrapper.dll'またはその依存関係の1つが読み込めませんでした。・・・」 と表示されて、ログインができなくなる。 |
【原因】 Windowsアップデートの際に、.Net Framework2.0の一部のファイルが壊れた可能性があります。 【対応方法】 .Net Framework2.0 をアンインストールした後、再インストールすると正常にログインできるようになります。 【注意1】 .Net Framework3.0 や .Net Framework3.5 がインストールされているときには、 Framework3.5→Framework3.0→Framework2.0 の順にアンインストールしてください。 【注意2】WindowsUpdate の設定が「自動更新」になっている場合には、更新に時間のかかる処理(たとえば、IE7、IE8、サービスパック、.NetFramework3.0や3.5など)が自動的に更新され、長時間、CPUが自動更新処理に割り振られて、アプリケーションの実行が遅くなったり、終了できなくなったりすることがあります。 このときに、システムを強制終了したり、再起動すると、.NetFrameworkやOSの整合性が崩れて起動できなくなるケースが発生します。 |
New 2009.11.25 対応方法を追記 2008.11.13 |
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1.4 | ログイン時のエラー | 全バージョン | Excel2000がインストールされている環境で、Excel2003用の実行版をインストールすると起動時に、エラーが発生する。 | 【原因】 dbSheetClientが使用するExcel制御のためのコンポーネントがExcel2000用とExcel2003用とでは違うためです。 Excel2000用の環境には、Excel2000用の実行版をインストールする必要があります。 【対応方法】 Excel2003用の実行版をアンインストール後、Excel2000用の実行版をインストールすると正常に起動するようになります。 |
2008.11.13 | |
2 | 実行版 | |||||
2.1 | Excelのメニュー表示 | 全バージョン | 実行画面を表示中、何らかのトラブルが発生して異常終了したのち、Excelを単独で起動すると、メニューの表示されなくなった。 【原因】 Excelのメニューやツールバーをそのままにしておくと、メニューやツールバーからExcelを直接操作して、数式を変更したり壊したり、あるいは許可されていない操作でデータをコピーするなどといったことが可能になります。そのため、dbSheetClientの実行中は、Excelのメニューやツールバーは全て隠した状態にしており、実行画面を閉じるときに元に戻しています。 何らかの原因で異常終了すると、Excelのメニューを戻す処理がおこなわれないままExcelのプロセスがメモリー上に残ってしまうため、次に起動したときにExcelのメニューが表示されないというケースが発生します。 【対応方法】 @まず、Excelのプロセスの削除を、タスクマネージャを起動して、「プロセス」のタブからExcelを選んで直接削除してください。その後、Excelを起動して、メニューが復旧しておればOKです。 → 左につづく |
AExcelのプロセスの削除は、dbSheetClientのログイン画面の「ヘルプ」ボタンをクリックして、「(2)障害対策」 のタブを表示すると、「@Excelのメニュー表示復旧」のボタンがあります。このボタンをクリックすることで、メモリー上に残っているExcelのプロセスを削除することができます。 BExcelのプロセスを削除してもExcelのメニューが復旧しないときには、さらに、「Excelのメニューを復旧する」ボタンをクリックすると、メニューの復旧したExcelが表示されます。そのまま終了して、Excel起動すると復旧します。ただし、このときには、メニューやツールバーの状態は、Excelをインストールした直後の初期状態に戻りますので、元の設定状態に戻したいときには、次に示す方法で、事前に「Excelツールバーファイル」のコピーを保存しておいてください。 【元の設定状態に戻す方法】 @Excelのメニューやツールバーの状態は、Excel2000:Excel.xlb、Excel2003:Excel11.xlb、Excel2007:Excel12.xlbのファイルに格納されます。 通常、Windows2000とWindowsXPでは、C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Microsoft\Excel\ の下に作られます。 このファイルをあらかじめ保存しておき、メニューが表示されなくなったときに上書きすると、元の設定状態に戻すことができます。 |
2008.11.13 | |
2.2 | オートフィルタの設定された領域へのデータ展開 | 全バージョン | Excelシート上でオートフィルタの設定されている領域でデータが絞り込まれている状態のときに、201.SQL(照会)、203.データ照会画面、204.検索付データ照会画面、405.入出力一括(入力)でデータを展開すると、正常にデータが展開されない現象が発生します。 | 【原因】 オートフィルタがかかったままの状態でそのままデータを展開すると、非表示の行からはデータを展開することができないため、データの開始位置がずれて展開されるためです。 【対応方法】 データを展開する前に、項目名+データの範囲をタスクタイプ430.EXCELコマンドの「データ_オートフィルタ解除」で一旦、オートフィルターの範囲を解除し、SQLでデータを展開した後に、再度、「オートフィルタ設定」で項目名+データの範囲 に対して、オートフィルタを掛けなおすことで対応することができます。 |
2009.7.29 430.EXCELコマンドの「オートフィルタ設定」「オートフィルタ解除」の機能は、V3.0.22.0以降対応 |