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弊社は、2009年より、dbSheetClientで開発した小口現金管理システムを運用しています。ここでは、このシステムをご紹介したいと思います。
まず最初に、弊社の現状における会計システムの全体構成を見てみましょう。

会計システムに関わるシステムとしては、販売管理システムが稼働しています。
そして、月末に締められた売上(売掛)データと仕入(買掛)データの一覧リストを販売管理システムから出力し、そのリストに基づいて会計システムに仕訳入力をします。また、仕入や仕入以外の購入物件も含め、取引先から請求書が到着した時点で、支払依頼書を発行し、経理に通知することで、銀行を通じた支払処理と会計システムへの仕訳入力がなされます。これらが、銀行口座を通じた取引の場合の会計システムへの伝達方法です。
一方、小口現金処理は、もともと、Excelや手書きの入出金伝票で運用されていました。経理は、Excelの表や入出金伝票を受取って現金の仮払や精算を行い、会計システムへ仕訳入力をしていたわけです。dbSheetClientで小口現金管理システムを立上げてからは、週次に仕訳データをCSV出力して、会計システムの方でそれを取込むようになりました。従って、小口現金の仕訳入力は自動化されました。
弊社の場合、販売管理システムからの仕訳データ入力量及び小口現金処理からの仕訳データ入力量は、それぞれ月当たり200~300件です。このシステムを稼働させてからは、営業経費の勘定科目別実績を把握するのが、非常に早くなりました。このように、前月の締まった実績データによる部門別の月次損益計算書が翌月1日の夕方には、確認できるようになりました。
小口現金管理システムは、以下のような3つのプロジェクトで作られています。
※それぞれの項目をクリックすると2ページ目の該当箇所に移動します。
- 全員で参画する仮払申請/精算報告関係の処理をするプロジェクト -

- 経理のみが使用する仮払申請確認/精算報告確認及び小口現金管理を行う -

- 経理のみが使用するマスタメンテナンスを行うプロジェクト -

そして、権限コントロールは、ログイン画面で行われます。すなわち、経理担当以外のメンバーには、ログイン画面のプロジェクト一覧にプロジェクト①しか出てきませんが、経理担当者には、プロジェクト①~プロジェクト③まで出てきます。このことによって、経理担当以外のメンバーは、プロジェクト②~プロジェクト③の存在さえも知らないというセキュリティ状況を作れます。このように、1つの業務システムを複数のプロジェクトに分けて設計することも良く使う手法です。特に規模が大きいアプリケーションの場合は、このように考えた方が、動きも軽くなるのでお勧めです。また、複数人で並行開発する場合もやりやすくなります。


それでは、次からプロジェクトやメニューの詳細を見ていきます。